男子テニスのダラス・オープン(アメリカ/ダラス、室内ハード、ATP250)は13日、シングルス決勝が行われ、第2シードのR・オペルカ(アメリカ)が第4シードのJ・ブルックスビー(アメリカ)を7-6 (7-5), 7-6 (7-3)のストレ…

男子テニスのダラス・オープン(アメリカ/ダラス、室内ハード、ATP250)は13日、シングルス決勝が行われ、第2シードのR・オペルカ(アメリカ)が第4シードのJ・ブルックスビー(アメリカ)を7-6 (7-5), 7-6 (7-3)のストレートで破って2020年2月のデルレイビーチ・オープン(アメリカ/デルレイビーチ、ハード、ATP250)以来、約2年ぶりとなるシングルスキャリア通算3勝目をあげた。
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1月のシドニー・テニス・クラシック(オーストラリア/シドニー、ハード、ATP250)で4強入りを果たしていたオペルカはこの日、互いののサービスゲームのキープが続くもタイブレークの末に先行する。第2セットでも両者のサービスゲームのキープが続くなか、再びタイブレークの末に勝利し、1時間51分でタイトルを手にした。オペルカは試合を通して16本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに88パーセントの高い確率でポイントを獲得している。
男子プロテニス協会のATP公式サイトはオペルカのコメントを掲載した。
「ジェンソン(ブルックスビー)のような偉大なプレーヤーに対しては、プレッシャーのなかでとても良いプレーができたと思う。彼は僕にとても不快にさせるし、今日の試合では多くの場面で、僕を快適な状態から連れ出してくれた。ベストなテニスをしなければならなかったけど、かろうじてそれができたよ」
「いいモーションで狙ったスポットに正確に打つことは良いサーブを打つ1つの方法。でも、みんな読んでくるからピッチャーにならなきゃいけない。
「よく考えなければならない。彼がどこに傾いているかを考えなければならない。どのようなパターンを与えてきたか。どうすれば、この流れに逆らうことができるのか。サーブがうまいだけではだめなんだ」
オペルカは今大会の優勝により、14日付のATP世界ランキング3つ上げて20位へ浮上している。
一方、敗れた21歳のブルックスビーはツアー初制覇とはならなかった。