カブスの上原浩治投手が29日(日本時間30日)の敵地レッドソックス戦で1回を無失点に封じた。昨季まで所属した古巣レッドソックスでの初凱旋試合となった一戦。前日の第1戦は出番がなかったが、この日はフェンウェイ・パークで移籍後初登板を迎え、古巣…

カブスの上原浩治投手が29日(日本時間30日)の敵地レッドソックス戦で1回を無失点に封じた。昨季まで所属した古巣レッドソックスでの初凱旋試合となった一戦。前日の第1戦は出番がなかったが、この日はフェンウェイ・パークで移籍後初登板を迎え、古巣ファンの見守る前で雄姿を好投を見せた。

■Rソックス本拠地フェンウェイ・パークで移籍後初登板、3ホールド目をマーク

 カブスの上原浩治投手が29日(日本時間30日)の敵地レッドソックス戦で1回を無安打無失点に封じた。昨季まで所属した古巣レッドソックスで移籍後初登板。古巣ファンの見守る前で好投を見せ、3ホールド目をマークした。カブスは7-4で勝利し、連敗を2で止めた。

 出番は逆転に成功した直後の7回だった。6-4と2点リードの状況で2番手としてマウンドに上がると9番ヘルナンデスを一塁へのライナー、続くボガーツを左翼へのライナー、ベニンテンディを空振り三振に仕留めた。

 11球で3者凡退に打ち取り、1回無安打1奪三振無失点。これで4試合連続無失点で防御率は再び1点台に戻し、1.86となった。カブスはその後、7-4で勝利し、上原は今季3ホールド目を手にした。

 古巣への凱旋となった3連戦は前日の初戦で登板機会はなかったものの、試合中に世界一に輝いた2013年の名場面ともに場内スクリーンに映し出され、大歓声を浴びる場面も。古巣でも変わらず愛される右腕はかつての本拠地で雄姿を披露した。