​ ​ ​ 中日にとっては厄日と言える一日だったかもしれない。1軍の北谷キャンプに激震が走った。新任の立浪和義監督…


 中日にとっては厄日と言える一日だったかもしれない。1軍の北谷キャンプに激震が走った。新任の立浪和義監督と、西山秀二バッテリーコーチの2人が、新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと3日に球団が発表した。12球団の監督では初の感染者となった。

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 2人は3日も1軍キャンプを指導し、元気な姿をみせていた。球団はスクリーニング検査としてこの日、首脳陣、選手、スタッフらほぼ全ての現地関係者のPCR検査を行い、2人以外は陰性だったという。ともに無症状で、今後は隔離療養に入る。復帰までは最低でも7日間の間隔が必要となり、最短でも第3クール以降となることが見込まれている。

 12球団の指揮官では、ヤクルトの高津臣吾監督がキャンプ初日の2月1日に不在という船出を迎えていた。高津監督本人は陰性だったが、近親者の陽性が1月28日に発覚。保健所は濃厚接触者には当たらないという判断だったが、念には念を入れてその後も2度のPCR検査で陰性を確認してから沖縄入りすることを決断。2月2日に沖縄入りし、3日から指揮を執っていた。

 前述したように、立浪監督は新任。キャンプという場は、自分の野球観や目指すべきプレースタイルについて、選手たちと共有させるための大事な期間となる。その序盤に隔離されることは、痛手には間違いない。また、3日は2人以外は陰性だったが、潜伏期間があるのも新型コロナウイルスの特徴の一つ。3日も指揮を執り続けていただけに、今後数日おいて新たな感染者が出る恐れも否定できない。独自に判断する濃厚接触疑いの関係者も数人はいるようで、氏名は明かされていないがこちらは6日間の自主隔離措置を取る。中日1軍の首脳陣や選手は、これから数日間はより感染対策を徹底し、神経をすり減らす不便な調整を強いられるだろう。そこがこのウイルスの厄介なところだ。

 そして敵はウイルスだけではなかった。1軍キャンプを行う沖縄県の北谷町は3日、役場と北谷町にある学校を4日に爆破する内容の予告メールが役場代表アドレスに届いたとホームページで公表した。

 北谷町は住民の安全を最優先に、4日は町立の幼稚園、小中学校を休校とし、町役場などの関連施設を閉鎖することを決めた。中日キャンプの4日は1、2軍ともに休日ではあったが、町から連絡を受けた球団は選手らに北谷町運動公園内にある施設には行かないように通達した。休日返上しての調整を考えていた選手には、思わぬ足止めとなる。

 泣きっ面に蜂とでもいわんばかりのアクシデントが続いた。那覇の学校に続く北谷での爆破予告メールが同一犯か模倣犯なのかは不明だが、1日も早い解決が待たれる。脅迫メールに対する逮捕率や起訴率は近年上昇しているだけに、徹底した捜査を望みたい。そしてこれ以上、1軍チーム内に感染が拡大しないことを祈るばかりだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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