■富山…

■富山グラウジーズ vs 島根スサノオマジック(@富山市総合体育館)

2月2日19時5分

 富山グラウジーズが富山市総合体育館に迎えるのは、現在西地区2位の島根スサノオマジック。同地区8位に位置する富山としては、今月唯一のホームゲームで前を行く相手から一戦必勝で勝利をつかみたい。

 富山は5勝3敗という成績で1月を乗り切った。ホームに広島ドラゴンフライズを迎えた前節では第1戦を85-68、第2戦を89-75で勝利。この2日間は連日25アシストを記録して積み上げた得点もさることながら、相手を80点以下に抑え込むチームディフェンスが大きな勝因になった。この手応えを維持し、1試合平均88.3得点のオフェンス力を誇る島根にもディフェンスで対抗できるかかが一つのポイントになるだろう。ジョシュア・スミス、ブライス・ジョンソンのインサイド陣に加え、ベテラン・水戸健史のディフェンス力も島根撃破には必要だ。

 対する島根も、4連勝中と好調を維持する。前節行われたサンロッカーズ渋谷との第1戦では、後半だけで70得点を奪って相手をねじ伏せると、翌日は83-79で競り合いを制した。

 今節相手となる富山は、841本のディフェンスリバウンド数を記録しており、これはB1トップの数字。島根としては効率よくフィールドゴールを重ねることが白星獲得への近道と言える。前節の第2戦では2ポイント試投数が27本にとどまったものの、66.7パーセントの高確率だった。それだけに、今節もペリン・ビュフォード、ニック・ケイ、金丸晃輔らが的確なシュートを射抜いて連勝を伸ばしたい。

文=小沼克年

■ロスター

・富山(HC:浜口炎)

小野龍猛

山口祐希

飴谷由毅

ブライス・ジョンソン

阿部友和

水戸健史

上澤俊喜

宇都直輝

松井啓十郎

ドワイト・ラモス

ジュリアン・マブンガ

晴山ケビン

ジョシュア・スミス

・島根(HC:ポール・ヘナレ)

後藤翔平

ペリン・ビュフォード

安藤誓哉

ニック・ケイ

山下泰弘

北川弘

リード・トラビス

土家大輝 ※特別指定

阿部諒

金丸晃輔

白濱僚祐

小阪彰久

ウィリアムスニカ