「2022年全日本卓球選手権大会」<1月24~30日/東京体育館>最終日の30日、男子シングルス準決勝で松平健太(30=ファースト)が吉村真晴(28=愛知ダイハツ)をゲームカウント4-3で破り、決勝進出を果たした。6年ぶりの4強入りを果たし…

「2022年全日本卓球選手権大会」<1月24~30日/東京体育館>最終日の30日、男子シングルス準決勝で松平健太(30=ファースト)が吉村真晴(28=愛知ダイハツ)をゲームカウント4-3で破り、決勝進出を果たした。

6年ぶりの4強入りを果たした吉村と、同じく4年ぶりに準決勝へ達した松平。日本代表からしばらく離れた吉村と、すでに代表を引退した松平。かつて国際大会でともに戦った2人が相まみえた。

吉村真晴 Photo:Itaru Chiba

パワーの吉村とテクニックの松平。最初の2ゲームは松平が11-9、14-12と連取する。

だが吉村がスケールの大きい攻めと得意のサーブで対抗。第3ゲームは11-6、競り合った第4ゲームは要所をフォアで決めて14-12で奪取する。

実力伯仲の2人は5ゲーム目も8-8まで競るが、ここで3点連取した松平が11-8で奪い、第6ゲームも6連続得点でリード。しかし吉村が11-9と逆転で奪う。

松平健太 Photo:Itaru Chiba

だが第7ゲーム。松平が前陣から攻め、後陣からのボールでも吉村をミスさせる盤石の展開。天才・松平ここにありの卓球で11-3とし、勝利した。

2009年以来、13年ぶりの決勝進出となった松平。30歳での初優勝にあと1つとなった。

【全日本卓球選手権】
<男子シングルス準決勝>
松平健太 4-3 吉村真晴
11-9/14-12/6-11/12-14/11-8/9-11/11-3

松平健太と吉村真晴 Photo:Itaru Chiba

松平健太 Photo:Itaru Chiba

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