田中将大投手は27日(日本時間28日)、敵地で行われた“伝統の一戦”レッドソックス戦で、9回97球3安打無四球3奪三振の…

田中将大投手は27日(日本時間28日)、敵地で行われた“伝統の一戦”レッドソックス戦で、9回97球3安打無四球3奪三振の完封を成し遂げた。9回途中3失点10Kと好投した球界屈指の左腕セールに投げ勝ち、2014年5月14日メッツ戦以来となるメジャー2度目の完封達成。エースの投球に首脳陣からは称賛の声が相次いだ。

■ロスチャイルド投手コーチも絶賛「これが今まで見た中で最高」

 田中将大投手は27日(日本時間28日)、敵地で行われた“伝統の一戦”レッドソックス戦で、9回97球3安打無四球3奪三振の完封を成し遂げた。9回途中3失点10Kと好投した球界屈指の左腕セールに投げ勝ち、2014年5月14日メッツ戦以来となるメジャー2度目の完封達成。エースの投球に首脳陣からは称賛の声が相次いだ。

 現地中継を担当する「YES Network」によれば、開幕当初つまずいたエース右腕の快投について、ジラルディ監督は試合後「ただただ圧巻の投球だった」と感服の様子を見せたという。好調だった要因について「今日は全球種が素晴らしかったし、ロマインと一緒にいい攻め方が出来ていた。レッドソックス打線のバランスを崩しながら打ち取れていた」と高く評価したという。

 また、米スポーツ専門局「ESPN」のマーリー・リベラ記者のツイートによれば、ロスチャイルド投手コーチはこの日の田中のピッチングについて「(最初から)9回まで、これが今まで見た中で最高(の田中)だった」と最上級の褒め言葉を送っている。

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■「どんな対戦相手だろうと、安心して彼を送り出せる」

 ニュージャージ州最大のニュースサイト「NJ.com」でもロスチャイルド投手コーチの「しっかり制球されたファストボールにスプリット、そしてカッターもとても素晴らしかった。これまでも彼の好投というのは見てきたが、今回は1回から9回を通じて、さらにタフな球場で打線の良いチームに対してだ」という称賛コメントを紹介。試合前には田中よりもセールの方が格上と思われていたとしながら、それに対し同投手コーチが「その点や好投手を相手にした時にどのように挑んでいくかということを試合前に田中も触れていた。困難に打ち勝つ、ということだ」と話したことも伝えている。

 さらに、記事では「ロスチャイルドは、昨年9月に田中がボストンで先発する際にセールと僅差の防御率争いをしていたことを思い出した」と言及。昨年、田中はリーグ3位の防御率3.07をマーク。一方のセールは、最終的に3.34でシーズンを終えていた。「彼ら2人の間に大きな差は存在していない。どんな対戦相手だろうと、安心して彼を送り出せる」。メジャー屈指の左腕と“互角”と評価する同投手コーチのコメントからは、エースへの絶大な信頼が伺える。

 チームは宿敵レッドソックスに3-0で勝利して2連勝。エース右腕の復調を合図に、ここから一気に白星を重ねていきたい。