引退特設サイトで心境「解放感はあるかなと思います」 陸上女子100、200メートルの日本記録保持者の33歳・福島千里(セイコー)が現役引退を発表した。陸上界から惜別の声が相次ぎ、同じセイコー所属の男子100メートル日本記録保持者の山縣亮太は…
引退特設サイトで心境「解放感はあるかなと思います」
陸上女子100、200メートルの日本記録保持者の33歳・福島千里(セイコー)が現役引退を発表した。陸上界から惜別の声が相次ぎ、同じセイコー所属の男子100メートル日本記録保持者の山縣亮太は一緒に活動した3年間は非常に幸せでしたと労った。
開設された引退特設サイトで「その時の思い、タイム、大会、場所、気持ち、すべてのレースに紐づいているので、割と全部しっかり記憶に残っています。引退については、区切りをつけたので、解放感はあるかなと思います」などと心境を明かした福島。今後は子供向けの教室などスポーツの普及活動に意欲を示し、セイコースマイルアンバサダー(スポーツ担当)に就任する。
同じセイコー所属の山縣はセイコースポーツ公式インスタグラムの動画メッセージに登場。福島が18年にセイコー加入以来、男女を牽引するトップスプリンターとして切磋琢磨してきた間柄だ。「福島選手、13年という長い間、現役生活、本当にお疲れさまでした今日まで一緒に競技をさせて頂き、本当にいろんなことを学ばせていただきました」と振り返った。
「福島さんといえば、10年以上破られていない日本記録保持者で、自分からしても雲の上のような存在。最初はなかなか話しかけることもできずにいたけど、会うと気さくな方で、素晴らしい人柄で、一緒に活動した3年間は非常に幸せでした」と思い出を明かし、「これからのますますの活躍をお祈りしております」と今後へのメッセージを送った。
また、女子100メートル障害日本記録保持者の寺田明日香は、自身のツイッターで「別のフィールドでのご活躍、楽しみです。またすぐ会えると思うので、よさげなプレゼント用意しておきます。一旦、お疲れさまでした~!」と労い、また引退発表で掲載されたセイコースポーツの写真に「このお写真で癒されたっす。こんな笑顔久々見た気がする~私が泣きそう(笑)」と反応した。(THE ANSWER編集部)