「2022年全日本卓球選手権大会」<1月24~30日/東京体育館> 大会6日目の29日、男子シングルス準々決勝で丹羽孝希(27=スヴェンソンホールディングス)が吉田雅己(27=木下グループ)をゲームカウント4-0で下し、準決勝に進出した。同…

「2022年全日本卓球選手権大会」<1月24~30日/東京体育館> 大会6日目の29日、男子シングルス準々決勝で丹羽孝希(27=スヴェンソンホールディングス)が吉田雅己(27=木下グループ)をゲームカウント4-0で下し、準決勝に進出した。

同学年で同じ北海道出身。同じ青森山田で汗を流し、ドイツ時代も同じアパートで生活した盟友の2人。2013年大会以来の優勝をねらう丹羽と、2年連続4強でさらに上をめざす吉田がぶつかった。

吉田雅己 Photo:Itaru Chiba

キレのある動きを見せる丹羽。第1ゲームはサーブミスが相次ぐ吉田を尻目に、常に相手の待ちを外すような攻めが決まり11-4で先制。

2ゲーム目は9-9まで競り合う。ここで一か八かフォアストレートをねらった吉田がミスし、無理せずクロスにドライブを決めた丹羽が11-9で奪取する。

第3ゲームもフォア側を大きく突いたり、ハーフロング気味の短いループドライブを決めたりと、自在の卓球で11-6に。

丹羽孝希 Photo:Itaru Chiba

次の4ゲーム目も、6-5の場面でバックカウンターを決めた丹羽が突き放し、ここも11-6で取って勝利した。

終始好調をアピールした丹羽は、2015年大会以来7年ぶりのシングルスベスト4進出を決めた。

【全日本卓球選手権】
<男子シングルス準々決勝>
丹羽孝希 4-0 吉田雅己
11-4/11-9/11-6/11-6

丹羽孝希 Photo:Itaru Chiba

■2022年全日本卓球選手権 試合日程・各種目ドロー