「2022年度全日本卓球選手権大会」<1月24~30日/東京体育館> 大会4日目の27日、ジュニア女子シングルス準決勝で張本美和(13=木下アカデミー)が由本楓羽(16=香ヶ丘リベルテ高)をゲームカウント3-0で破り、決勝に進出した。Tリー…

「2022年度全日本卓球選手権大会」<1月24~30日/東京体育館> 大会4日目の27日、ジュニア女子シングルス準決勝で張本美和(13=木下アカデミー)が由本楓羽(16=香ヶ丘リベルテ高)をゲームカウント3-0で破り、決勝に進出した。

Tリーグの常勝軍団、日本生命レッドエルフにも名を連ねる由本。昨年に張本を下した青井さくら(明徳義塾中・高)も破って勝ち上がったサウスポーだ。

由本楓羽 Photo:Itaru Chiba

的を絞りづらいサーブを出し、自分から攻めてラリーの主導権を握る張本。終始勢いよくドライブを打った1ゲーム目は11-6で奪う。

第2ゲームも、13歳ながらドライブの圧力で由本に勝る張本。由本を台から下げる迫力で転を積み重ね、ここも11-6で取る。

張本美和 Photo:Itaru Chiba

6-6まで競り合った3ゲーム目も、思い切りよく腕を振って攻めた張本が一気に抜け出す。最後はバックへの横回転系のロングサーブからドライブを決めて11-7で勝利した。

張本の兄・智和が全日本ジュニアを制したのは14歳。それを超える13歳での戴冠に、張本美和があと1勝と迫った。

【全日本卓球選手権】
<ジュニア女子シングルス準決勝>
張本美和 3-0 由本楓羽
11-6/11-6/11-7

張本美和 Photo:Itaru Chiba

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