「2022年度全日本卓球選手権大会」<1月24~30日/東京体育館> 大会4日目の27日、女子ダブルス4回戦の各試合が行われ、強豪ペアがともに勝利した。伊藤美誠/早田ひな 3-1 野村光/小林りんご伊藤美誠・早田ひな Photo:Itaru…
「2022年度全日本卓球選手権大会」<1月24~30日/東京体育館> 大会4日目の27日、女子ダブルス4回戦の各試合が行われ、強豪ペアがともに勝利した。
伊藤美誠/早田ひな 3-1 野村光/小林りんご
伊藤美誠・早田ひな Photo:Itaru Chiba
同種目中止の2021年を除けば、2018年から3連覇中の伊藤美誠(スターツ)/早田ひな(日本生命)は、愛知の名門・桜丘高の野村光/小林りんごにゲームカウント3-1で勝った。
しかしこの試合、カットマンの小林の動きを交えつつ、セオリー通り相手の動きが重なるコースをねらう桜丘ペアが健闘。
これが今大会の初戦となる伊藤の調子がもう一つの中、桜丘ペアは1ゲーム目を11-8で奪い、2ゲーム目も11-10とゲームポイントを奪う。
野村光・小林りんご Photo:Itaru Chiba
だが次で早田のレシーブドライブがさく裂したみまひなペアが逆転で14-12と奪取し、その後はラリーでミスが減ったみまひなが攻勢に。
小林のカットを伊藤がスマッシュで決めるなど、らしいシーンも増えて第3ゲームは11-5。次も激しい打ち合いとなるが、12-10でみまひなが決めきって勝利した。
伊藤美誠・早田ひな Photo:Itaru Chiba
石川佳純/平野美宇 3-0 前瀧初音/吉田優海
石川佳純・平野美宇 Photo:Itaru Chiba
東京五輪や世界卓球で中国トップペアを追い詰めてきた石川佳純/平野美宇は、前瀧初音/吉田優海の愛媛銀行ペアにゲームカウント3-0で勝った。
石川と平野はともにこれが今大会の初戦。1ゲーム目を11-5で先制し、2ゲーム目は接戦となるが、12-10でここも奪う。
前瀧初音・吉田優海 Photo:Itaru Chiba
第3ゲームも平野の飛びつきフォアが決まるなど終始攻勢。最後は石川の長いツッツキでミスを誘って11-4に。ペアとしての熟成度の高さを感じさせる、落ち着いた卓球で初戦を飾った。
【全日本卓球選手権】
<女子ダブルス4回戦>
伊藤美誠/早田ひな 3-1 野村光/小林りんご
7-11/14-12/11-5/12-10
石川佳純/平野美宇 3-0 前瀧初音/吉田優海
11-5/12-10/11-4