30日に東京競馬場で行われる根岸S(GIII、ダ1400m)の「血統傾向」を分析…

30日に東京競馬場で行われる根岸S(GIII、ダ1400m)の「血統傾向」を分析する。

前走、武蔵野Sで重賞初勝利を飾ったソリストサンダー、武蔵野S、カペラSと連続で3着に好走しているオメガレインボーに加え、東京ダート1400mで目下2連勝中と勢いに乗るヘリオスなど、フェブラリーSの前哨戦なだけに、充実期の好メンバーが揃った。

ここでは、血統データから読みとく根岸Sの推奨馬を紹介する。

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■トレンド血統はフォーティナイナー系

データは2017年以降の根岸Sを集計。3着内馬の血統表は以下の通り。

スピードと末脚の切れ味が求められるコースのわりに、瞬発力があるサンデーサイレンス系の成績が【0-1-1-21】(勝率0%、連対率4.3%、複勝率8.7%/単回収値0)と不振傾向にあり、勝ち馬を出せていない。今年は、オルフェーヴル産駒のヘリオスなど6頭が出走を予定しているが、高い評価はできない。

一方、フォーティナイナー系の種牡馬が【2-0-2-5】(勝率22.2%、連対率22.2%、複勝率44.4%/単回収値150)と好成績を残している。これは、ダートスタートで直線に坂のあるコースであることが、米国のダート血統であるフォーティナイナー系が好走している要因のひとつだろう。今年は、アイルハヴアナザー産駒のオメガレインボー、サヴァ、サウスヴィグラス産駒のテイエムサウスダンの3頭が出走予定だ。

なかでも、注目はオメガレインボー。父フォーティナイナー系×母父アグネスタキオンは、2018年の根岸Sを6番人気で制したノンコノユメと同一の血統構成であることに加え、昨年2着のワンダーリーデルのように、武蔵野Sで速い上がりを使いながらも惜敗してしまった馬が好走傾向にある点もプラス材料となるだろう。

また、アイルハヴアナザー×アグネスタキオンの牡馬は、中山のダートでは【0-4-4-4】(勝率0%、連対率33.3%、複勝率66.7%/単回収値0)と未勝利なのに対し、東京のダートは【3-0-3-5】(勝率27.3%、連対率27.3%、複勝率54.5%/単回収値289)と一転して勝ち切っており、東京コース替わりの今回は頭で狙ってみたい。

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文・中井達也(SPREAD編集部)