「天皇杯・皇后杯 2022年度全日本卓球選手権大会」<1月24~30日/東京体育館>大会3日目の26日、女子シングルス2回戦で張本美和(13=木下アカデミー)が出雲美空(20=エクセディ)にゲームカウント1-3で敗れ、初戦敗退となった。出雲…
「天皇杯・皇后杯 2022年度全日本卓球選手権大会」<1月24~30日/東京体育館>大会3日目の26日、女子シングルス2回戦で張本美和(13=木下アカデミー)が出雲美空(20=エクセディ)にゲームカウント1-3で敗れ、初戦敗退となった。
出雲は2019年インターハイ女王にして、初出場の2021年日本リーグビッグトーナメントで4強入りした、社会人屈指の強豪。張本は2回戦から難敵との対戦となった。
出雲美空 Photo:Itaru Chiba
すべるように低くコートに入るサーブから、ピッチの早い両ハンドを繰り出す出雲。第1ゲームは先に抜け出した出雲を張本がパワードライブで猛追するも、11-9で逃げ切る。
第2ゲームも出雲の変化形表ソフトラバーで押し込むようなバックハンドで、張本が差し込まれるシーンが目立つ。最後は出雲の長いツッツキが決まり11-5で連取する。
一転、3ゲーム目は張本ペース。巻き込みアップダウンサーブからの3球目フォアドライブをよく決めて11-5で取り返す。
張本美和 Photo:Itaru Chiba
だが第4ゲームは出雲のカウンターでのミート打ちが次々とさく裂。張本に持ち上げさせたドライブをスマッシュで仕留めるパターンにも持ち込む。
張本も回転のわかりづらいサーブからの両ハンド、ぶつ切りのツッツキで迫るが、出雲のピッチに付いていけず6-11で落として敗れた。
昨年はU-15世界ユース4冠も制覇し、兄・智和(木下グループ)を超える史上最年少、中学1年生での全日本優勝も期待する声もあった張本。しかしここは社会人に貫禄を見せつけられた。
まだ勝ち残っているジュニアでの上位進出をめざす。
【全日本卓球選手権】
<女子シングルス2回戦>
張本美和 1-3 出雲美空
9-11/5-11/11-5/6-11
張本美和 Photo:Itaru Chiba