「天皇杯・皇后杯 2022年度全日本卓球選手権大会」<1月24~30日/東京体育館>大会2日目の25日、ジュニア女子シングルス3回戦で張本美和(木下卓球アカデミー)が野末彩夏(桜丘高)をゲームカウント3-0で下し、4回戦に進出した。2021…

「天皇杯・皇后杯 2022年度全日本卓球選手権大会」<1月24~30日/東京体育館>大会2日目の25日、ジュニア女子シングルス3回戦で張本美和(木下卓球アカデミー)が野末彩夏(桜丘高)をゲームカウント3-0で下し、4回戦に進出した。

2021年は躍進の年となった張本。世界ユースU-15で4冠、全国中学校卓球大会と全日本カデット13歳以下でも優勝。狙うは兄・智和(木下グループ)を超える中学1年生でのジュニア優勝だ。

1ゲーム目から声を出して自らを盛り立てながら、のびのび攻める張本。

切れ味鋭い両ハンドを次々と決め、長く切れたツッツキで野末が持ち上げたボールをカウンターで決めるなど、11-3で先制する。

野末彩夏 Photo:Itaru Chiba

第2ゲーム以降も張本は、鋭いボールの中にループドライブを混ぜるなどの駆け引きでも得点し、左右に振られても巧みなフットワークではね返す。

最後もフォアドライブ2本で決めてみせ、11-6、11-2で連取してストレート勝ちを収めた。

パリ五輪への超新星としても期待される張本が、高校生相手に危なげなく4回戦に駒を進めた。

【全日本卓球選手権】
<ジュニア女子シングルス3回戦>
張本美和 3-0 野末彩夏
11-3/11-6/11-2

■2022年全日本卓球選手権 試合日程・各種目ドロー