野球の試合において、暗黙のルールを破った行為に対して,ピッチャーが報復のためにバッターに死球を与えるケース、いわゆる「報復死球」は存在するのか。

元ソフトバンク・エース、沢村賞投手でもある攝津正氏が自身のYouTubeチャンネルでその報復死球について語った。

【動画】攝津氏が語る、ぶつけろのサインがでたら投手は本当に当てなきゃいけないのか!?
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キャッチャーからの「当てろ!」のサイン


実際に報復死球はあるのかという質問に攝津氏はこう話す。

「自分の経験上では昔ありました!『ぶつけろ』というサインが出たことはありました。今はないと思いますね。自分の現役の後半とかはそういうサインとかもなかったですし」

バッテリー間で報復死球のサインがあったという攝津氏。

実際にサインが出たときの状況をこう話す。

「交流戦かなんかだったんですけど、自分が先発の時で1打席目にその相手ピッチャーからインコースにシュートを連発されたんですよね。結構当たりそうになって、避けて当たりはしなかったんですけど、チームとしては『おい!』ってなったんじゃないですか」

その後相手のチームのキャッチャーの時に『当てろ!』のサインがでたという。

「サインが出て、でもこっちは初めて見るサインで『え?』って顔をしたんですよ。それで1回マウンドを外して、もう一回見たら同じサインが出て、また『え?なんだこれ?』って考え込んでその時に『あー!当てろだ!』と思って」

結局キャッチャーが「もういい!はずせ!はずせ!」となり、攝津氏が当てることはなかったという。

それぐらい報復死球はレアなサインだったという。

報復死球は誰の指示なのか

一方報復死球の指揮系統も気になるところ。監督からの指示なのかという質問に攝津氏は否定した。

「多分バッテリーだと思います。なかなかチームから当てろっていうのは考えられないんでやっぱり選手間じゃないですか。結構チームによってはわざとじゃなくてもカーっとなるところはありますからね。ベンチ介入は絶対にないですね。警告試合になるので(報復死球を指示する)メリットはないです」

あくまでチーム全体の意志ではないことを強調した攝津氏。コーチや監督などに報復死球だったという報告もしなかったという。

つまりベンチも報復死球だとは教えられず、『真実』はピッチャーとキャッチャーにしかわからないという。

だが、当てられた側が気づくのではないかと話す攝津氏。

「当てられた方も多分わかりますよ。あ、こっちに投げてきたって。だいたい投げ方でどこらへんにくるかってわかるはずですからね、バッターって。それはバッターもわかると思いますよ」

動画内ではソフトバンクで共に戦った選手が報復死球を行った話などもしている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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