ヨーロッパの最強ラグビークラブを決めるチャンピオンズカップは、4月22日にアイルランドのダブリン(アビバスタジアム)で準決勝第1試合がおこなわれ、2季連続優勝を目指すサラセンズ(イングランド)がホームチームのマンスターを26-10で下し、…

 ヨーロッパの最強ラグビークラブを決めるチャンピオンズカップは、4月22日にアイルランドのダブリン(アビバスタジアム)で準決勝第1試合がおこなわれ、2季連続優勝を目指すサラセンズ(イングランド)がホームチームのマンスターを26-10で下し、5月13日のファイナル進出を決めた。

 両チームともディフェンスが堅く、前半はPGのみでスコアボードが動いた。

 後半先に追加点を奪ったのはサラセンズで、6-3で迎えた53分(後半13分)、PRマコ・ヴニポラがFLジャクソン・ウレイの後押しを受けてゴールラインを越え、この日初トライ。69分にはブレイクダウンでターンオーバーし、ひとつタテを突いたあとすばやく散らして、SOオーウェン・ファレルがディフェンス裏に蹴ったボールをWTBクリス・ワイルスが確保してインゴールにねじ込み、大きな追加点を挙げた。ファレルのゴールキックも好調でサラセンズはリードを拡大。

 マンスターは終了間際にFWのパワープレーでトライを奪い返したが、反撃が遅かった。

 準決勝のもう1試合、クレルモン・オーヴェルニュ(フランス)対レンスター(アイルランド)戦は、23日にフランスのリヨンでおこなわれる。