プレミアリーグ第18節、ウォルバーハンプトンvsチェルシーが19日にモリニュー・スタジアムで行われ、0-0のドローに終わ…

プレミアリーグ第18節、ウォルバーハンプトンvsチェルシーが19日にモリニュー・スタジアムで行われ、0-0のドローに終わった。

 

現在、3位のチェルシー(勝ち点37)は前節、ホームでエバートン相手に試合の大半をコントロールしながらも決定力を欠き、追いつかれての1-1のドローに終わった。この結果、マンチェスター・シティ、リバプールの上位2チームとの差が若干開いてしまった。

 

8位のウォルバーハンプトン(勝ち点24)のホームに乗り込んだこの一戦に向けては、新型コロナウイルスのクラスター発生により、引き続きルカクやヴェルナー、ハドソン=オドイ、ハヴァーツといったアタッカー陣が欠場となった他、新たに数名のフィールドプレーヤーが不在に。そのため、トゥヘル監督は負傷か、コンディションの問題でベンチ外となったジョルジーニョとロフタス=チークのセントラルMF2枚をカンテ、チャロバーに入れ替えた以外、3日前のエバートン戦と同じメンバーを起用した。

 

試合前に開催延期を要望も拒絶される難しい状況で敵地に乗り込んだチェルシーは、過密日程の影響か全体的に動きが緩慢で攻守両面で相手に圧倒される展開に。全体の動き出しの少なさに加え、配球役のジョルジーニョの不在が響きマッチアップが噛み合う相手の守備を揺さぶる攻撃を仕掛けられない。

 

逆に、15分には相手の鋭いカウンターに晒されて左サイドのオープンスペースに飛び出したマルカルからの正確なグラウンダークロスを大外に詰めたポデンセに押し込まれる。だが、この場面では手前でオフサイドポジションにいたヒメネスがプレーに関与したとの判定でオフサイドが取られて事なきを得た。

 

前半半ばから終盤にかけてもテンポが上がらないチェルシー。今季ここまで拙攻による得点力不足が顕著な相手の攻撃の精度に救われる場面が多く、失点こそ免れたものの、41分にはポデンセのクロスをボックス内でドフリーにしたデンドンケルにヘディングシュートを打たれるなど、公式戦6試合連続失点中の守備がソリッドさを欠く。攻撃はそれ以上に停滞感が漂い、シュート3本枠内0本とほぼ見せ場を作れなかった。

 

前半からベンチサイドでフラストレーションを露わにしていたトゥヘル監督は、前半に足を痛めていたチャロバーを下げてサウールをハーフタイム明けに投入。後半立ち上がりはプリシッチがより高い位置で仕掛ける場面を作り出すなど、相手を押し込むところまでは持っていく。だが、集中したウルブスの守備陣に最後のところで撥ね返される。

 

何とか攻撃を活性化させたいアウェイチームは65分、足を痛めたツィエクを諦め、負傷とコロナから回復したコバチッチを投入。以降はボールの主導権を完全に握って優位に試合を進めるチェルシーは、徐々にフィニッシュの数を増やしていく。

 

すると、78分にはこの試合最大の決定機が訪れる。後方からのロングフィードを前線でカンテ、マルコス・アロンソと繋いでボックス内へ走り込むプリシッチへラストパスが通る。だが、プリシッチはGKジョゼ・サにうまく詰められてしまい、チップ気味に放ったシュートはビッグセーブに阻まれた。

 

その後、試合は全体を押し上げてゴールをこじ開けにかかるチェルシー、途中投入のアダマ・トラオレを前線に残して堅守速攻を徹底するウルブスという構図の下で緊迫感のある攻防が最後まで繰り広げられていく。後半アディショナルタイムにはリュディガーのクロスをボックス右に侵入したアスピリクエタがダイレクトで折り返し、ゴール前のカンテに決定機が訪れたが、これはDFコーディのブロックに阻まれて万事休す。

 

この結果、チェルシーは公式戦7試合ぶりのクリーンシートを達成したものの、2試合連続のドローによって上位争いから一歩後退となった。