テニス界のトップレベルの大会はオフシーズンに入ったものの、下部大会は今も…

テニス界のトップレベルの大会はオフシーズンに入ったものの、下部大会は今も続いている。そんな大会の一つで驚きのショットが生まれたと、ATPチャレンジャー大会の公式Twitterが伝えた。【実際の動画】最もクレイジーなショット【実際の動画】まるでバナナシュートなサービスエース

驚きのショットが生まれたのは、先週トルコのアンタルヤで開催されたチャレンジャー大会の1回戦。ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した第1シードの世界144位Cem Ilkel(トルコ)と世界438位のIvan Nedelko(ロシア)が対戦した試合は屋外のクレーコートで行われたのだが、強風の影響を受けることになった。

ラリー中にIlkelの打ったボールは強風にさらわれて、Nedelkoから見てコート左側のあらぬ方向へ。二人が呆れたように行方を見守っていると、あろうことかボールはさらに風に流されて舞い戻り、Nedelko側のコートの右端にイン。慌ててNedelkoが駆け寄るが、ボールはさらに流されて打ち返せず。思いがけないポイントに、Ilkelはネットインの時にやるように手を上げて軽く謝った。一連の動画を載せたチャレンジャー大会の公式Twitterは、「これまでもこれからも見ることはないであろう最もクレイジーなショットの一つ!」と形容している。

この試合では、ほかにもミラクルショットが飛び出した。試合序盤、Nedelkoがアンダーサーブを繰り出したのだが、意表を突いたプレーだった上に、緩いボールは風に煽られてバナナシュートのような放物線を描き、バウンド後もさらに曲がり続けたため、リターン不能なサーブに。この映像を見たテニスファンの一人は「今年最高のサービスエース?」と反応している。

自然の影響で予測不能なプレーが相次いだ試合は中断に。再開後も多少は風の影響があったようだが、最終的にIlkelが6-4、7-5のストレート勝利を収めている。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2019年「ATP1000マドリード」センターコート

(Photo by Julian Finney/Getty Images)