大晦日にさいたまスーパーアリーナにて開催される「Yogibo presents RIZIN.33」の追加カードが13日発表され、「シバターvs.久保優太」(RIZIN MMA特別ルール)の実施が決定し…

大晦日にさいたまスーパーアリーナにて開催される「Yogibo presents RIZIN.33」の追加カードが13日発表され、「シバターvs.久保優太」(RIZIN MMA特別ルール)の実施が決定した。

◆シバター、RIZINでHIROYAの腕を折らなかった理由 「格闘技に興味を持ってもらう試合を」

■KO・一本のみの完全決着ルールで実施

昨年大晦日、HIROYA相手に“死闘”を繰り広げRIZINファンを大いに沸かせたあのシバターが帰ってくる。

総合格闘家やプロレスラーとしての顔よりも、過激な動画投稿の先駆けとして知られるシバターだが、昨年のRIZIN以降も「BREAKING DOWN」への出場や皇治との“舌戦”など話題に事欠かない。2年連続の大暴れで“RIZIN無敗記録”の継続を狙う。

一方、対戦相手の久保は、2017年にK-1 WORLD GP初代ウェルター級王座決定トーナメントに出場し、木村ミノルやモハン・ドラゴンなどを下し初代王者に輝いた。その後、2020年6月にベルトを返上しボクシングへの転向を発表したが試合を行わず、今年9月の「RIZIN.30」でMMA電撃参戦を果たしていた。

デビュー戦では太田忍に敗れたが、MMA2戦目となる今大会では階級が上のシバター相手に高い分析力とテクニックを発揮したいところだ。

この日発表された特別ルールは以下の通り。

・判定無し。勝敗を決するのはKO・一本のみの完全決着ルール。

・想定体重で15.0kg以上の体重差があるが、体重の軽い久保選手は既に『グラウンド状態での足および膝による頭部・顔面への攻撃』を有効と選択しているため、この試合は本計量時に15.0kg以上の差があっても、上記攻撃は有効となる。

・ただし、減点割合(イエローカード、レッドカード)に差が生じた場合は、減点割合の少ない選手を勝者とし、優勢勝ちと記録する。

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文・SPREAD編集部