先日、2021年のノミネート選手が発表された「ATPアワード」。少し気が…
先日、2021年のノミネート選手が発表された「ATPアワード」。少し気が早いが、来年、その中にある「カムバック賞」ノミネートが超豪華メンバーになるのでは?と米テニスメディアBaselineが伝えている。【実際の動画】来シーズンに向けトレーニングに励むティーム
ATP(男子プロテニス協会)が毎年発表している「ATPアワード」。「ステファン・エドバーグ・スポーツマンシップ賞」、「最も上達した選手賞」、「ニューカマー賞」、「最優秀コーチ賞」、そして深刻な怪我を克服し、ATPツアーのトッププレーヤーとしての地位を再び確立した選手に贈られる「カムバック賞」という部門ごとに、4から5名程度がノミネートされる。今年の「カムバック賞」ノミネートにはアンディ・マレー(イギリス)、マッケンジー・マクドナルド(アメリカ)、ジャック・ソック(アメリカ)、タナシ・コキナキス(オーストラリア)が名を連ねている。
そんな「カムバック賞」だが、来年のリストは伝説に近いものになるかもしれない。以下、候補者を見ていこう。
ロジャー・フェデラー(スイス)
最後に出場した大会:2021年7月「ウィンブルドン」
2017年に「カムバック賞」を受賞しているフェデラーだが、2度目の受賞となるかもしれない。今年はわずか5大会にしか出場せず、「ウィンブルドン」では準々決勝でストレート負けを喫した。その後、膝の手術を受けてツアーから離脱していたが、すでに2022年前半の復帰はないと明かしており、「ウィンブルドン」での復帰の可能性も低いとは言っているが、完全に否定はしていない。
ドミニク・ティーム(オーストリア)
最後に出場した大会:2021年6月「ATP250 マヨルカ」
2020年「全米オープン」で初のグランドスラムタイトルを獲得し、一時は世界ランキング3位まで上り詰め、大きな期待を背負っていたティーム。手首の怪我によって6月にシーズン終了となってしまい、それまでの間に目立った活躍は「ATP1000 マドリード」での準決勝進出のみとなってしまった。しかし、早くシーズンを切り上げ、手術も避けることができたので、数週間以内にはコートに戻ってこられる見通しだ。
フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)
最後に出場した大会:2019年6月「ATP500 ロンドン」
怪我や手術を繰り返す最も不遇な選手の一人でありながら、幾度もカムバックを繰り返してきたデル ポトロ。2009年全米王者で元世界ランキング3位の彼は最近、コートでの練習に戻ったとのこと。復帰に向けて期待のできる兆候だと言えるだろう。
スタン・ワウリンカ(スイス)
最後に出場した大会:2021年3月「ATP250 ドーハ」
2014年の「全豪オープン」ではラファエル・ナダル(スペイン)を、2015年「全仏オープン」と2016年「全米オープン」ではノバク・ジョコビッチ(セルビア)を決勝で破り、ビッグ3からグランドスラムタイトルをもぎ取ってきたワウリンカ。3月に足の手術を受け、2021年は非常に短いシーズンとなってしまった。数年前、膝の手術から見事に復帰したように、是非ともそのエネルギーを再燃させてほしい。
(テニスデイリー編集部)
※写真は左からフェデラー、ティーム、デル ポトロ、ワウリンカ
(Getty Images)