球場の新たなエンターテインメントになっている「売り子」。美女どころといわれる福岡で働くアサヒビール、キリンビールの両メーカーの売り子を不定期連載で紹介する「福岡発 売り子名鑑」の第8回をお届けする。■将来の夢は空港グランドスタッフ、「志田未…

球場の新たなエンターテインメントになっている「売り子」。美女どころといわれる福岡で働くアサヒビール、キリンビールの両メーカーの売り子を不定期連載で紹介する「福岡発 売り子名鑑」の第8回をお届けする。

■将来の夢は空港グランドスタッフ、「志田未来」似のスポーツ女子

 球場の新たなエンターテインメントになっている「売り子」。美女どころといわれる福岡で働くアサヒビール、キリンビールの両メーカーの売り子を不定期連載で紹介する「福岡発 売り子名鑑」の第8回をお届けする。

 今回は、アサヒビールの「こにとも」さん、だ。

 福岡市内の大学で英語を勉強し、2月にはニュージランドへ1か月の短期留学してきたという大学3年生。友人や、常連のお客さんから女優の「志田未来」に似ていると言われる清楚系の女性で、将来は航空会社のグランドスタッフを夢見ている大学3年生だ。

 中学、高校とソフトボールをプレーしてきた彼女。現役時代は二塁手を守っており「ソフトボールをやるようになって、野球にも興味を持ちました。野球が好きで、ドームでバイトしたいなと思って応募しました」と、売り子になったキッカケを明かす。三塁側内野席とバックネット裏で、主力商品の「スーパードライ」だけでなく、日によって、糖質オフの「ザ・ドリーム」やプレミアム商品の「ドライプレミアム」の売り子にもなる。

■2度のフルマラソン完走経験のスポーツ女子、ファンとの触れ合いに喜び

 1日で178杯の自己最高売り上げ記録を誇る「こにとも」さん。「お客様に『来るのを待っていたよ』と言ってもらえることが嬉しいです。目があったお客様にはめっちゃ笑顔で応対します」と日々、ファンとの触れ合いに喜びを感じている。「選手の話とか、その日の先発投手の話とか、たくさんお話しようと心がけています」とソフトボールのプレー経験を生かして、ファンと野球談義に花を咲かせている。

 中学時代には、そのソフトボールで県大会まで出場したこともある。それだけでなく、最近では2度のフルマラソン完走の経験もある。「福岡マラソンと指宿マラソンに出ました。速くはないですけど、両方とも完走することが出来ました」という、スポーツ女子だ。

「名前で呼んでもらえると嬉しいです」という「こにとも」さん。スタンドで目印になるものがないため、「名札にスヌーピーが書いてありますけど、目印になるものがないので、いいアイデアがあれば、お客様に教えていただきたいです」と、アイデア募集中だ。

「目が合ったら、とびっきりの笑顔で応対させていただきます。ファンの皆さんと野球の話、ソフトボールの話をしたいです。目印のアイデア、教えてください」

福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani