■テーオーケインズ【中間調整】帝王賞で3馬身差V。その実績から1番人気に支持され…

■テーオーケインズ

【中間調整】帝王賞で3馬身差V。その実績から1番人気に支持された前走・JBCクラシックだったが、休み明けでレース勘が鈍っていたのか駐立が安定せず、好位やや後方からの競馬に。スローからの切れ味比べとなった展開にも泣き、結局4着に終わってしまった。その後は短期放牧でリフレッシュを図り、11月19日に栗東へ戻っている。21日に坂路で終い2F12秒8-12秒6をマークし、緩みのないところを見せた。24日の1週前追いには松山騎手が騎乗し、CW単走で気持ちよく走らせる。それほど負荷は掛けられなかったが、リフレッシュ効果で体が良く動くのか、想定以上の好タイムをマークした。

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【最終追い切り】最終追いはオーバーワークにならないよう、坂路単走でリズム重視。序盤は鞍上の意のままピタッと折り合って進むと、ラストの促しへ機敏に反応する。最後は馬自ら気持ちをグンと乗せ、鋭く加速した。とても単走とは思えない迫力。

【見解】帰厩後の本数は少ないが、帝王賞時もこんな感じ。放牧先である程度体を作れるタイプなのだろう。1週前、今週とトレセンで見せた動きは絶品。特に今週は闘志とパワーを内に秘めつつ、軽やかにギアを上げることができていた。本番でどれだけ弾けるのか、楽しみになるぐらい。心身ともに最高潮。

総合評価「S」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター 競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。