現地11月25日から行われている国別対抗戦「デビスカップ by Raku…
現地11月25日から行われている国別対抗戦「デビスカップ by Rakuten ファイナルズ」(スペイン・マドリード、オーストリア・インスブルック、イタリア・トリノ/11月25日~12月5日/室内ハードコート)。12月1日の準々決勝でセルビアがカザフスタンに勝利し、2017年大会以来3大会ぶりとなる準決勝進出を果たした。大会公式ウェブサイトやATP(男子プロテニス協会)公式ウェブサイトなどが報じている。【実際の動画】ブブリク、ジョコビッチ相手にもアンダーサーブ!【実際の動画】ベスト4進出を決めたセルビアチームの歓喜【実際の動画】デビスカップ会場のベルダスコとフェレール
2010年大会チャンピオンのセルビアだが、今大会ではインスブルックで行われたグループステージでオーストリアに勝ったものの、ドイツに敗れて2位となり、辛くもベスト8進出を果たしていた。しかし、マドリードに会場が代わった準々決勝では、2010年大会でも優勝の原動力となった世界王者のノバク・ジョコビッチが活躍、チームを準決勝へ導いた。
セルビアは、1試合目で世界ランキング69位のミオミル・キツマノビッチが元世界39位のミカエル・ククシュキン相手に4度のマッチポイントを決められず、今大会最長の試合時間(3時間18分)となった熱戦で6-7(5)、6-4、6-7(11)と惜敗。しかし、2試合目でジョコビッチが世界36位のアレクサンダー・ブブリクに6-3、6-4のストレート勝利。ビッグサーバーとして知られるブブリクが、12本のサービスエースを決めながらもダブルフォールトも7本記録と、サーブが安定しないところを突き、各セットでブレークに成功。ブブリクがグループステージに続いてアンダーサーブという奇策を繰り出しても、集中力を切らさなかった。
シングルスを80分足らずで終えたジョコビッチは、ダブルス世界36位のニコラ・チャチッチと組んで3試合目のダブルスにも登場。このペアはドイツとのダブルスには競り負けたが、この日はその再現とはならず。アンドレイ・ゴルベウ/アレクサンドル・ネドベソフ組から5ゲーム連取で第1セットを取ると、第2セットは落としたが、第3セットでは相手にブレークチャンスを一度も与えることなく、6-2、2-6、6-3で勝利している。
ジョコビッチは「ファイティングスピリットを示すことができた。(ダブルスの)第2セットで少しエネルギーが落ちてしまったが、うまく巻き返すことができた。第3セットの最初の数ゲームをキープしたことで緊張が解けて、そこからは自分たちのペースになったね。ニコラ、そしてこのチームのことを誇りに思うよ。ベスト4にふさわしい試合ができたと思う」と述べた。ペアを組んだチャチッチは「僕たちが一緒にプレーするのは3度目だけど、試合ごとに良くなっている」と成長を口にしている。
セルビアは準決勝で、過去2度優勝しているクロアチアと対戦する。
(テニスデイリー編集部)
※写真は「デビスカップ by Rakuten ファイナルズ」でのジョコビッチ(左)とチャチッチ(右)
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)