JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ最終R 女子ゴルフの今季最終戦、国内メジャー・JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ(宮崎CC、6543ヤード、パー72)は28日、最終ラウンド(R)が行われ、25歳の三ヶ島かな(ランテ…

JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ最終R

 女子ゴルフの今季最終戦、国内メジャー・JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ(宮崎CC、6543ヤード、パー72)は28日、最終ラウンド(R)が行われ、25歳の三ヶ島かな(ランテック)がツアー初優勝をメジャー制覇で飾った。単独首位で出て、4バーディー、2ボギーの70で回り、通算11アンダー。2位以下に4打差をつける完勝だった。

 優勝決定後に涙を流した三ヶ島は、インタビューで「ほっとしています」と第一声。これまで2位は何度もあり、2週連続の最終日最終組で勝ち切った。「ずっと負けが続いていたので、本当にうれしい」と表情をほころばせた。

 25歳で迎えた歓喜の瞬間。「プロ1年目はクラブハウスを見て、ここで私は戦っていくんだと思い、ビビりながらクラブハウスに入っていました。今は優勝争いをしていて成長を感じます」と感慨に浸り、成長点については「ミスを許せるところが一番成長できたかな」と語った。

 ツアー初優勝が国内メジャー制覇という快挙もついてきた。「シードが3年間あるのはありがたいことだし、海外挑戦のきっかけにもなると思うけど、どの試合でもいいから勝ちたかった。メジャー関係なしにうれしいです」と本音ものぞかせた。

 全52試合となった長いシーズン。「スイング改造にも取り組んだので、いろいろあって目まぐるしく2年を過ごしていたけど、意外と早く終わった。頑張った甲斐がありました」と三ヶ島。「まだまだ伸びしろがあり、足りないところもあるので、このオフで成長できるようにいっぱい練習していこうと思います」とさらなる成長を誓っていた。(THE ANSWER編集部)