JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ第1R 女子ゴルフの今季最終戦、国内メジャー・JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ(宮崎CC、6543ヤード、パー72)が25日、開幕した。逆転賞金女王を狙う賞金ランク2位・古江彩佳(…

JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ第1R

 女子ゴルフの今季最終戦、国内メジャー・JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ(宮崎CC、6543ヤード、パー72)が25日、開幕した。逆転賞金女王を狙う賞金ランク2位・古江彩佳(富士通)が9バーディー、1ボギーの64で回り、8アンダーで単独首位。2位に3打差をつけ、衝撃のロケットスタートを決めた。その口火となったのは1番のベタピンアプローチ。JLPGA公式インスタグラムが動画付きで紹介し、ファンを驚かせている。

 この一打から快進撃は始まった。1番パー4、左ラフから放ったアプローチはピンそば30センチにピタリ。最終組についたギャラリーをいきなり沸かせ、楽々とバーディーを奪った。ここから4連続を含む9バーディーを記録し、ロケットスタートの足掛かりとした。

 JLPGA公式インスタグラムが実際のショットを公開すると、ファンからは「ゆったりとしたスイングで足を使ったセカンドショット! 完璧」「古江彩佳プロ半端ないって。打つショットことごとくベタピンですやん。素晴らしい」と喝采が沸き起こった。

 ラウンド後は「前半はショット、パットもかみ合いました。ショットがうまくいっていたので、パットが入ったのは運が良かったと思います。100点に近いゴルフです」と振り返っていた古江。25位と出遅れた同組の賞金ランク1位・稲見萌寧に10打差をつけ、逆転賞金女王に向けても絶好のスタートを切った。残り3日間。このキレを維持して優勝、そして女王の称号を掴み取ることはできるか。(THE ANSWER編集部)