現地18日、世界トップ8の選手たちが出場するシーズン最終戦「Nitto ATPファイナルズ」(イタリア・トリノ/11月1…
現地18日、世界トップ8の選手たちが出場するシーズン最終戦「Nitto ATPファイナルズ」(イタリア・トリノ/11月14日~11月21日/室内ハードコート)の5日目は、グループステージ3試合目が行われ、3人目の準決勝進出選手が決まった。ATP(男子プロテニス協会)公式ウェブサイトが報じている。【マッチハイライト動画】ズベレフ vs フルカチュ/ATPファイナルズ 5日目【マッチハイライト動画】メドベージェフ vs シナー/ATPファイナルズ 5日目
この大会では出場者8人が4人ずつ2つのグループに分かれて総当たり戦を行い、各組上位2位の選手たちが勝ち抜き戦へと進む。この5日目は、「レッド・グループ」の面々が総当たり戦の最後の試合を戦った。
まずは、ここまで1勝1敗の第3シード、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と2敗の第7シード、フベルト・フルカチュ(ポーランド)が対戦。どちらも準決勝進出の可能性がある中、ズベレフが見事なスタートを切り、相手に2ポイントしか与えず4-0とリード。その差を保って第1セットを26分で取る。第2セットではフルカチュのサーブが改善され、ほぼブレークポイントがなく互いにサービスゲームをキープしていく展開に。そんな中でもズベレフが第9ゲームでこのセット3度目のチャンスをモノにし、6-2、6-4のストレート勝ちで、ベスト4進出を決めた。
「勝利が必要で100%集中していたので、メンタル的にタフな試合だった。アップダウンがあったけど、ストレート勝ちできて嬉しいよ。トップ選手たちの間ではチャンスはとても限られているから、細かい点まで正しくやらなければならない。この調子で土曜(準決勝)もプレーできたらいいね」
「レッド・グループ」2位通過となったズベレフは、「グリーン・グループ」の首位通過を決めている第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と準決勝で対戦する。両者は今季すでに4度対戦しており、ジョコビッチの3勝1敗だ。
同組のもう1試合は、2連勝ですでに首位通過を決めた第2シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)と、ズベレフの勝利によってグループステージ敗退が決まった第9シードのヤニク・シナー(イタリア)の対戦。いわば消化試合で第1セットをメドベージェフが6-0で取るが、そこから熱戦に転じる。第2セットでは互いに1ブレークしてタイブレークに突入。そこでも両者のサービスキープが続く中、11ポイント目にして初めてのミニブレークでようやく得たセットポイントをシナーが決め、セットカウント1-1に。最終セットではシナーが第5ゲームでリードを奪うも、第8ゲームでメドベージェフが追いついて再びタイブレークに。3ポイント連取で6-5としたシナーが最初のマッチポイントを得た後、2ポイントごとに双方がマッチポイントを迎えることに。最後はメドベージェフが2度目のマッチポイントでバックハンドのウィナーを決め、6-0、6-7(5)、7-6(8)で競り勝った。
メドベージェフは、「第1セットは僕の思い通りに進んだ。試合を早く終わらせたかったけど、第2セットではヤニクが素晴らしいテニスを見せたね」と試合を振り返っている。
熱戦を制したメドベージェフは、これでファイナルズでの連勝を8に伸ばした。準決勝で当たる相手は第5シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)か第8シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)で、それは本日の直接対決で決まる。
(テニスデイリー編集部)
※写真は「Nitto ATPファイナルズ」でのズベレフ
(Photo by Julian Finney/Getty Images)