「前編」ではアカイトリノムスメの不安材料を挙げ、消しの評価としたが、「後編」では…

「前編」ではアカイトリノムスメの不安材料を挙げ、消しの評価としたが、「後編」ではアカイトリノムスメに代わる本命、そして穴馬4頭を含めた対抗以下の結論を紹介する。

◆【エリザベス女王杯2021予想/危険な人気馬-前編】3強の一角は“消し” 非根幹距離の女王決定戦で「買うべきではない」1頭とは

■エリ女はリピーターに要注意

本命には、前走のGIII・クイーンSを上がり最速の末脚で差し切ったテルツェットを指名する。これまで一戦必勝の態勢で大事に使われてきた4歳牝馬だが、晩成系の血統でもありここにきて力を付けてきた印象。前走のクイーンSでは最後方から上がり最速の末脚を繰り出し、強豪マジックキャッスルらを破り重賞2勝目を挙げた。「爆裂」ともいえるその末脚は通用の余地があり、【3-0-1-0】と圧巻の成績を残している得意の右回りなら大敗したGIの舞台でも巻き返せる。また、1800mで2勝を挙げるなど「非根幹距離」の経験もここで生きてくるだろう。人気的にも美味しい一頭だ。

対抗はレイパパレ。前走オールカマーは2番手から脚を伸ばしてきたものの他馬の目標になってしまった影響もあり、早め抜け出しの形を取らざるを得なかった。4着に惜敗してしまったが、敗因は展開のアヤでコントレイルやグランアレグリアらを破った大阪杯の実績だけみてもここは上位進出は確実だろう。

以下、押さえでランブリングアレー、ステラリア、クラヴェル、ソフトフルートとする。

ソフトフルートは前走の新潟牝馬Sで4カ月の休養明けながら2着に好走した。新潟2200mという条件からも「非根幹距離」を経験済み。さらに強調すべきは昨年のエリザベス女王杯で6着に惜敗している点で、もともとこのレースはリピーターが続出しており、2020年、19年を連覇したラヴズオンリーユーをはじめ、3年連続2着に好走したクロコスミア、2年連続3着のミッキークイーンなど各年でリピーターを輩出している。前年度の出走メンバーの中でも人気妙味があり、波乱を呼び起こしてほしいところだ。

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文・西舘洸希(SPREAD編集部)