<法大・早大>8回3失点と好投した早大・柳沢
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★「気持ちを切り替えられた」(柳澤)
☆法政大vs早稲田大2回戦
法政大  003000000=3
早稲田大 031100000=5
【法】内沢、●柏野、岩﨑、菅野—鎌倉
【早】◯柳澤、早川—岸本
本塁打:法政大・中山《3回2ラン》

 試合開始から雨が降り続く時間が長く、難しいグラウンドコンディションの中での試合だったが、早大の先発を任された右腕・柳澤一輝投手(4年・広陵)が力投した。
 2回に岸本朋也捕手(3年・関大北陽)と八木健太郎外野手(4年・早実)のタイムリーで3点の援護点をもらった柳沢。だが、「雨の中で慎重になりすぎてしまいました」と、3回にボークで1点を与えてしまうと、中山翔太内野手(4年・履正社)に豪快な同点2ランを浴びた。それでも早大は3回に織原葵内野手(4年・早実)で勝ち越しに成功した。
 4回には雨が激しくなり、1時間55分の長い中断が入った。これが柳澤にとっては投球を立て直す良いきっかけになった。「気持ちを切り替え、打者一人ひとりに集中して投げました」と試合後に振り返ったように、その後は腕も振れて球速が上がり、要所ではスプリットも有効に決まり、8回まで5安打10三振を奪った。
 9回は柳澤からマウンドを引き継いだ新人左腕・早川隆久投手(1年・木更津総合)が前日に続いて無失点で救援し、5対3で早大が快勝。法政大を連勝で下し、開幕戦で勝ち点を獲得した。

◎早稲田大・高橋広監督
「柳澤は中断のおかげで開き直ったようでした。なので、中断も結果的には良かったですね。ボールがだんだんと良くなっていったので、8回まで行かせました」

◎早稲田大・柳澤一輝投手(4年・広陵)
「前半に調子が良くなかったのですが、(中断で)気持ちの切り替えができました。(志望進路は)プロを目標にしていますが、まずは勝ち点を今後も取れるようにしっかりとやっていきたいです」

文:高木遊