2021度最終プロテスト、20位タイまでの21人が合格 2021年度の日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)最終プロテストの最終ラウンド(R)が5日、京都・城陽CC(6400ヤード、パー72)で行われ、通算4オーバー、20位タイまでの21人が…

2021度最終プロテスト、20位タイまでの21人が合格

 2021年度の日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)最終プロテストの最終ラウンド(R)が5日、京都・城陽CC(6400ヤード、パー72)で行われ、通算4オーバー、20位タイまでの21人が合格した。トップ合格は、今年の日本女子アマ選手権を制した尾関彩美悠(あみゆ・作陽高3年)で通算8アンダー。周囲には「トップ合格する」と宣言しており、有言実行を果たした。

 最終18番。尾関は3メートルのバーディーパットを決め、笑顔でホールアウトした。第3Rを終えて6アンダーで、首位の高久みなみと1打差の2位。ラウンド後は「できればトップで合格したいです」と謙虚に話していたが、本音は違っていた。

「高久さんと一騎打ちになって、『ここまで来たら、トップ合格しかない』と思っていました。テストが始まる前から、いろんな人に『トップ合格する』と宣言していたので、毎日テストのことを考えて苦しい日々でした。有言実行ができて良かったです」

 渋野日向子や国内男子ツアーで活躍する久常涼らを輩出した岡山・作陽高の3年生。今回の合格者には同校出身者が他にも3人いるが、「現役高校生でプロになれて良かったですし、先輩達も凄いので頑張りたいです」。その上で「今後は上位で争えて、みんなから応援される選手になりたいです。パターを得意としているので、誰にも負けないように練習して、日本女子オープンで優勝したいです」と目を輝かせた。(THE ANSWER編集部)