現在開催中の女子の国別対抗戦「ビリー・ジーン・キング・カップ by BN…

現在開催中の女子の国別対抗戦「ビリー・ジーン・キング・カップ by BNPパリバ ファイナルズ」(チェコ・プラハ/11月1日~11月6日/室内ハードコート)では今日までグループステージが戦われているが、その中でまず2チームが準決勝への進出を決めた。WTA(女子テニス協会)公式ウェブサイトなどが報じている。【動画】花束や拍手を贈られるスアレス ナバロ【動画】がん克服のスアレス ナバロ、現役最後の試合となったソリベス トルモとのダブルスで勝利

この大会には前回決勝進出チームやクオリファイアーズ・ラウンドで勝利したチームなど全12ヶ国が参加。各3チーム、4グループに分かれてグループステージを戦っている。その中で、現地3日にグループステージの最終戦が行われた2つのグループから、準決勝進出の2チームが決まった。

まずロシア、カナダ、フランスの戦ったグループAでは、ロシアとフランスが対戦。前回優勝国であるフランスは、初日にカナダに敗れており、ロシアに勝つ以外に勝ち残るすべはない。一方のロシアは2日目にカナダを破っているので、フランスに敗れても勝率等で準決勝進出の可能性はある。そして第1試合は20歳のクララ・ブレル(フランス)がエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)に逆転勝利。第2試合はアリゼ・コルネ(フランス)が第1セットを取ったが、地力で優るアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)に逆転負け。勝負を決めるダブルスには、フランスはシングルスを戦ったばかりのブレルとコルネが出場したが、ロシアは選手層の厚さを見せつけ、ベロニカ・クデルメトワ/リュドミラ・サムソノワのペアが6-2、6-1で圧勝。ロシアが準決勝進出を決めた。

アメリカ、スロバキア、スペインが出場したグループCでは、アメリカとスペインが対戦。アメリカは歴代最多の18回優勝、スペインもこれまでに5回優勝している強豪国同士の対戦だ。だが第1試合のスローン・スティーブンス(アメリカ)対Nuria Parrizas Diaz(スペイン)も、第2試合のダニエル・コリンズ(アメリカ)対サラ・ソリベス トルモ(スペイン)も、どちらもアメリカがストレートで勝利。最後のアリョーナ・ボルソバ/レベッカ・マサロバ(スペイン)ペアはココ・バンダウェイ/キャロライン・ドラハイド(アメリカ)ペアに勝利したが、グループCの準決勝進出チームはアメリカに決まった。

本日、グループBのオーストラリア対ベラルーシ、グループDのスイス対チェコの対戦が行われ、ベスト4が出揃う。準決勝はロシア対アメリカ、グループB首位チーム対グループD首位チームで行われる。

また2020年に診断を受けたホジキンリンパ腫を化学療法などで克服し、今年の「全仏オープン」でツアー復帰を果たしたカルラ・スアレス ナバロ(スペイン)は、これが現役最後の大会となった。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」でのスティーブンス(右)

(Photo by Al Bello/Getty Images)