「ATP500 ウィーン」(オーストリア・ウィーン/10月25日~10月31日/室内ハードコート)にワイルドカード(主催…
「ATP500 ウィーン」(オーストリア・ウィーン/10月25日~10月31日/室内ハードコート)にワイルドカード(主催者推薦枠)で出場している元世界王者のアンディ・マレー(イギリス)が、1回戦で第5シードの世界ランキング10位フベルト・フルカチュ(ポーランド)に6-4、6-7(6)、6-3で勝利。今シーズン初めてトップ10選手から白星を挙げた。ATP(男子プロテニス協会)公式ウェブサイトが報じている。【ドロー表】「ATP500 ウィーン」
マレーは今季、フルカチュとすでに2度対戦したが、いずれも敗れていた。しかし今回はフルカチュのフォアハンドがロングになったことで第9ゲームをブレークして第1セットを先取した後、第2セットでは5度あったピンチをしのいでタイブレークに突入。そこで得たマッチポイントはフルカチュのバックハンドのダウンザラインで防がれ、セットカウント1-1とされる。最終セットでは最初のサービスゲームを破られるも直後にブレークバック。その後、第6ゲームでリードを奪うと、サービング・フォー・ザ・マッチとなった第9ゲームで2度のブレークポイントをしのぎ、白星を手にした。
マレーがトップ10の選手に勝利したのは、2020年8月の「ATP1000 ウェスタン&サザンオープン」で当時世界7位だったアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を3セットで破って以来となる。今季はアンドレイ・ルブレフ(ロシア)、マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)、キャスパー・ルード(ノルウェー)といったトップ10選手と顔を合わせていたが、「全米オープン」でステファノス・チチパス(ギリシャ)相手にフルセットを戦った以外はすべてストレート負けを喫していた。
「いい試合で、どちらが勝ってもおかしくなかった。第3セットの最初のサービスゲームを落としてしまったのはがっかりだったけど、ありがたいことに直後のゲームをブレークバックできて、そこからはうまく盛り返せたと思うよ。難しい状況でいい勝利ができたね」
「動きは試合を重ねるごとに少しずつ良くなってきた。ここ数年あまり多くの試合に出られなかったからプレーを読むのが難しかったけど、今はこれまでよりも少し早くボールを目で捉えられるようになったし、反応する速度も上がっている。おかげでボールをもっと拾えるようになった。それこそが僕のテニスにとって大きな部分なんだ 」
勝利したマレーは2回戦で世界42位のカルロス・アルカラス(スペイン)と対戦する。二人は先日の「ATP1000 インディアンウェルズ」で初対戦、その時はマレーが逆転勝利を収めていた。
今大会には、第1シードのチチパス、第2シードのズベレフ、第3シードのベレッティーニ、第4シードのルードと、多くのトップ10選手が参戦している。
(テニスデイリー編集部)
※写真は2019年「全豪オープン」でのマレー
(Photo by/Julian Finney/Getty Images)