【栗山求(血統評論家)=コラム『今日から使える簡単血統塾』】◆今週の血統Tips 秋華賞は1996年に創設され、今年で…

【栗山求(血統評論家)=コラム『今日から使える簡単血統塾』】

◆今週の血統Tips

 秋華賞は1996年に創設され、今年で26回目。一貫して京都コースで行われてきましたが、今年、競馬場改修工事の影響で初めて阪神コースで行われます。

 京都芝2000mと阪神芝2000mは、いずれも内回りコースなので、コース上の起伏の位置を除いて大きな違いはありません。今回、5番人気以内に推されると思われる5頭の父を、京都芝2000mと阪神芝2000mの連対率で比較していみます。

          京都  阪神
クロフネ      15.1%→15.5%
ディープインパクト 31.4%→28.6%
キングカメハメハ  21.8%→20.8%
キズナ       24.4%→23.2%
ゴールドシップ    7.7%→25.0%

 クロフネ(ソダシの父)、ディープインパクト(アカイトリノムスメの父)、キングカメハメハ(アンドヴァラナウトの父)、キズナ(ファインルージュの父)の4頭は、誤差の範囲内といった小さな変化しかありませんが、ゴールドシップ(ユーバーレーベンの父)だけは阪神コースに替わることで大きなプラスが見込めます。

 ゴールドシップ自身も現役時代は京都コースより阪神コースが得意でした。ユーバーレーベンはオークスを息の長い末脚で差し切ったように、長い直線のほうが向いたタイプです。ただ、秋華賞は差し馬向きの流れになりやすいレースなので注目です。

◆今週の血統注目馬は?

・10/17 西宮S(3勝クラス・阪神・芝1800m)

 阪神芝1800mと相性のいい種牡馬はリオンディーズ。サンプルは14走と少ないものの、これまでに[2-4-1-7]、連対率42.9%という抜群の好成績を挙げています。

 当レースには同産駒のテーオーラフィットが登録しています。現在2連勝中の上がり馬で、春には当コースで行われた君子蘭賞でアタマ差2着という成績があります。

 もう1頭挙げるならモーリス産駒のジェラルディーナ。女傑ジェンティルドンナの娘で、昨年11月に初勝利を当コースで挙げました。父モーリスは当コースで連対率29.4%とこれも優秀。

 同産駒は3歳夏以降の成長力が目覚ましく、とくに10月に入ってから12戦6連対と勢いが止まりません。この流れに乗りたいところです。

 (文=栗山求)