9月13日に初めて世界ランキングトップ10入りを果たした22歳のキャスパ…
9月13日に初めて世界ランキングトップ10入りを果たした22歳のキャスパー・ルード(ノルウェー)が、「ATP250 サンディエゴ」(アメリカ・サンディエゴ/9月27日~10月3日/ハードコート)で、今シーズンツアー最多となる5回目の優勝を遂げた。ルードは昨年1回、今年4回クレーコートの大会を制しており、ハードコートではこれがキャリア初タイトルとなる。ATP(男子プロテニス協会)公式ウェブサイトが報じた。【マッチハイライト動画】ルード vs ノリー/ATP250サンディエゴ/決勝
今季の優勝回数は、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、ダニール・メドベージェフ(ロシア)、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が4回で並び、その後にはフベルト・フルカチュ(ポーランド)と、サンディエゴと同時開催されていた「ATP250 ソフィア」で優勝したヤニク・シナー(イタリア)が3回で続いている。
決勝でルードは世界28位のキャメロン・ノリー(イギリス)の最初のサービスゲームをブレークすると、第1セットではノリーのサービスゲームでわずか3ポイントしか許さずベーグルを食らわす。準決勝では第1シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)を破っていたノリーは、第2セットには少しアンフォーストエラーを減らして立て直すが、重いフォアハンド、厳しいバックハンドを決めるルードの勢いを止めることはできず、6-0、6-2、ほぼ1時間で決着がついた。
元世界王者アンディ・マレー(イギリス)、第9シードのロレンツォ・ソネゴ(イタリア)、元世界3位のグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)、そしてノリーを倒したルードは、今季決勝では負けなしの5戦5勝だ。ルードはその理由について、昨年のサンティアゴ決勝で負けた苦い経験が生きている、と言う。
「決勝はその時限りと分かっているから、本当にいいプレーをするようにしている。その時こそ最高のプレーをしなければならないんだ。今年はいつも良い選手を相手に決勝で戦い、5回とも勝つことができた」
実はルードはハードコートの大会ではベスト4進出も今回が初めてだった。だが「クレーコーター」と目されていることについて、ルードは語る。「僕はクレーコートプレーヤーでいいと思ってる。ラファエル・ナダル(スペイン)が完璧な例だ。重いトップスピンのショットを持つ選手はすべてのサーフェスで成功することができる。僕はナダルを見習い、彼から学んでいるんだ」
今回の活躍によりルードのシングルスランキングは10位と変わらないが、今シーズンのポイントのみで争う最終戦出場権を懸けたレースでは9位から8位に上昇。出場圏内に食い込んでいる。
(テニスデイリー編集部)
※写真は「ATP250 サンディエゴ」でのルード
(Photo by Sean M. Haffey/Getty Images)