現地時間21日、大会最終日を迎えたクライミング世界選手権(ロシア・モスクワ)でリード決勝が行われ、男子はオーストリアの…
現地時間21日、大会最終日を迎えたクライミング世界選手権(ロシア・モスクワ)でリード決勝が行われ、男子はオーストリアのヤコブ・シューベルトが最多に並ぶ3度目の優勝、女子は韓国のソ・チェヒョンが初優勝を飾った。日本勢は男子で楢崎智亜が5位、緒方良行が7位、女子で谷井菜月が6位に入った。
男子決勝には日本から楢崎、緒方の2人が進出。トップバッターを務めた緒方は終盤まで苦戦するそぶりを見せず、高度44+に到達する。続く楢崎も序盤のランジを悠々と決めるなど迷いなく高度を上げていき、TOPホールドの一手前となる46で競技を終えた。
楢崎智亜は最終盤の高度46に到達して5位。男子で2種目の決勝に進んだのは楢崎だけで、2024年パリ五輪に向けてさっそく結果を残した
さらに東京五輪で唯一リードを完登したシューベルトが底なしの持久力を発揮して最後まで登り切ることに成功。カウントバックでポトカを上回り暫定1位に立った。最終競技者のハミッシュ・マッカーサー(イギリス)は先月の世界ユース選手権でボルダリング&リードのジュニア2冠に輝いた勢いそのままにTOPホールドまで迫るも直前で落下。これでシューベルトはフランシス・ルグラン(フランス)、アダム・オンドラ(チェコ)に並ぶ世界選手権リードで3度目となる王座に就き、2位ポトカ、3位マッカーサーの19歳2人がその脇を固めた。楢崎は5位、緒方は7位でフィニッシュした。
東京五輪に出場した選手の多くが欠場した中、ヤコブ・シューベルトが完登で世界選手権リード男子の最多優勝回数に並んだ
リード女子表彰台=(左から)2位のナタリア・グロスマン、優勝のソ・チェヒョン、3位のラウラ・ロゴラ
<決勝リザルト>
[男子]1位:ヤコブ・シューベルト(AUT)/TOP
2位:ルカ・ポトカ(SLO)/TOP
3位:ハミッシュ・マッカーサー(GBR)/46+
4位:マーティン・ストラニク(CZE)/46
5位:楢崎 智亜(JPN)/46
6位:セバスチャン・ハレンケ(GER)/44+
7位:緒方 良行(JPN)/44+
8位:ステファノ・ギソルフィ(ITA)/34+
[女子]
1位:ソ・チェヒョン(KOR)/TOP
2位:ナタリア・グロスマン(USA)/37
3位:ラウラ・ロゴラ(ITA)/37
4位:ジェシカ・ピルツ(AUT)/36+
5位:ブルック・ラバトゥ(USA)/35+
6位:谷井 菜月(JPN)/32+
7位:ディナーラ・ファクリディノワ(CFR)/32+
8位:サロメ・ロメイン(FRA)/25+
※左から氏名、所属国・先、準決勝成績(到達高度)
※同高度の場合は前ラウンドの成績を適用するカウントバックで順位を決定
※同高度の女子2、3位はクライミングタイムの短いほうが上位(表彰台にかかる場合で準決勝、予選も同順位だった時に限った順位決定方法)
CREDITS
文
編集部 /写真
Nikita Tsarev