TEAM123456789計立 大0110100104早 大0000000000(早)●西垣、加藤、斎藤正―岩本◇(二塁…

TEAM
立 大
早 大
(早)●西垣、加藤、斎藤正―岩本
◇(二塁打)丸山、蛭間

 新型コロナウイルスの影響で法大戦が延期され、開幕が1週間遅れた東京六大学秋季リーグ戦(秋季リーグ戦)。台風の影響により土曜日の試合が月曜日へと順延したものの、台風一過の晴天のもと開幕した。試合前の開会式で、春の王者である慶大から賜杯が返還され秋の王者を決める戦いが始まる。春の雪辱そして秋連覇を目指す早大の初戦の相手は立大。勝利で開幕ダッシュと行きたいところだったが、昨春慶大に続く2位につけた強敵に投打で押し込まれ完敗を喫した。

 開幕戦の先発は、春季リーグ戦でも主に日曜日の試合での先発を務めた二枚看板の一角・。重要な立ち上がりは1死から安打を許すも後続を打ち取り、上々の立ち上がりを見せる。対する立大の先発は最速150キロの直球が武器の本格派右腕・池田陽佑(2年)。こちらもランナーを1人許すもののしっかりと無失点で立ち上がる。続く2回、強力立大打線が先発西垣を襲う。この回の先頭打者山田健太(3年)が初球の甘く入ったボールを捉え左越えの二塁打を放つ。その後犠打で走者を進め、1死三塁のピンチを迎える。打席には7番・黒岩陽介(3年)。詰まりながらも叩きつけた打球はセカンドへと転がり、その間に三塁走者は生還。立大が先制に成功した。

 


この日先発の西垣

 直後の攻撃で早大はチャンスをつくる。先頭のがレフトフェンス直撃の二塁打を放つと、続くの犠打に相手の野選も重なり、無死二、三塁の好機を迎える。しかし、後続は池田陽に抑え込まれ、得点を挙げることができない。直後の3回表、立大は1死から2本の安打と四球で1死満塁とする。5番・山田を遊ゴロに打ち取るがその間に三塁走者が生還。追加点を許した。

 2点差で迎えた4回裏の早大の攻撃。先頭の丸山が四球を選ぶと、続く福本がバスターで中前打を放ち無死一、二塁とチャンスを迎える。バントで走者を進め1死二、三塁で迎えるは8番・。2ボール、2ストライクからの5球目詰まったあたりは三ゴロとなり、三塁走者は挟殺されタッチアウト。後続も打ち取られ、この回も反撃の好機を生かせない。

 


中前打を放つ福本

 先発の西垣は5回にも追加点を許し、7回3失点でマウンドを後にした。降板直後の8回表、マウンドにはが上がる。この回の先頭はここまで快音のない4番・東怜央(4年)。リーグ屈指のスラッガーに甘く入った直球を完璧に捉えられ、左越えのソロ本塁打を許した。それでも、9回にマウンドに上がった齋藤正貴(商2=千葉・佐倉)は、これがリーグ戦初登板ながら堂々とした投球で1回を3奪三振無失点。その裏、なんとか反撃を試みたい早大は安打と四球で1死一、二塁とするが本塁が遠く、立大相手に完封負けを喫した。

 


リーグ戦初登板を果たした齋藤正

 苦しい開幕戦となった。攻撃陣は序盤こそ好機をつくるものの、あと一本がなかなか出ず。結局この日立大投手陣から放った安打はわずか4本。中盤以降はほとんど走者を出すことさえ許してもらえなかった。投手陣もピンチを迎えながらもなんとか抑えてはいたが、4番・東には本塁打を、5番・山田には2安打を許し、立大打線のキーマンを封じることができなかった。投打ともに課題の残る試合だったが、優勝に向けてこれ以上の敗戦は許されない。明日の第2戦ではの先発が予想される。オープン戦で復調の気配を見せたエースに、チームの嫌な雰囲気を払拭する投球を期待したい。

(記事 山本泰新、写真 山崎航平)

黄字は打点付き

早大打者成績
打順守備名前
1(中)鈴木萌斗400.000三邪 左飛 二ゴ  二ゴ 
2(三)中川卓也400.000遊飛 一ゴ 中飛  空三 
3(右)蛭間拓哉310.333四球 左2 遊ゴ  左飛 
4(捕)岩本久重410.250三邪 中飛  右飛  左安
5(二)丸山壮史310.333 左2 四球 見三  遊ゴ
6(左)福本翔210.500 捕犠 中安 遊ゴ  四球
7(遊)熊田任洋300.000 右飛 投犠  遊ゴ 三ゴ
8(一)生沼弥真人
400.000 空三 三ゴ  空三 三邪
9(投)西垣雅矢200.000 中飛 一ゴ     
 小野元気100.000      中飛  
 加藤孝太郎000         
 齋藤正貴000         
早大投手成績
名前
西垣雅矢1017724333.86
加藤孝太郎
1001101119.00
齋藤正貴1001103000.00
東京六大学秋季リーグ戦星取表
順位 立 大慶 大早 大東 大法 大明 大勝ち点勝率
立 大 ○4-0   1.00
慶 大  ○15-1  1.00
早 大●0-4    .000
東 大 ●1-15   .000
法 大     
明 大     
コメント

丸山壮史主将(スポ4=広島・広陵)

――今日の試合を振り返って

 ただ悔しいです。初戦に向けて勝ち切れなかった、打線としてつながらなかったことが悔しいです。

――敗因を挙げるとしたらどこになるでしょうか

 一人一人の泥臭さだと思います。何としても塁に出るという気持ちだったり、走者を生還させる打撃だったり、その部分を明日以降は前面に出してやっていきたいと思います。

――「勝ち続ける野球」への意識についてということでしょうか

 勝ち続ける、負けない野球のためにも、ヒットが出なくても点が取れるチームを目指していますし、ここ一番で集中力を発揮して、相手バッテリーに対して嫌な打線になりたいと思います。

――以前序盤の戦い方を大事にしたいというお話がありましたが、そこの部分に関しては

 結果として負けましたが、この負けを次に生かさなければいけませんし、前を向いて明日の試合に必ず勝ちたいと思います。

――投手陣の方は振り返っていかがでしょうか

 西垣(雅矢、スポ4=兵庫・報徳学園)が真っすぐも走っていて、走者は背負っていましたが、最少失点に抑えようという気持ちは伝わってきました。何としても打線をつなげて援護したかったと思っています。

――ご自身の打撃は振り返っていかがですか

 結果として1本の安打が出ましたが、点につながらなかった部分は悔しいです。打てなかった他の打席ではボテボテでもいいので塁に出たかったと思います。

――打撃の調子はどのように捉えていますか

 今日はよくボールが見えていましたし、状態は上がってきていると思います。

――打線は無得点でした

 二、三塁の場面が何度かあったので、当事者の方からの反省もあったのですが、1点でも取りたかったという話はしました。明日に向けて終わったことをくよくよしても仕方が無いので、個人よりチームの結果を最優先に、自制心を持ってプレーをしていこうと話しました。

――次戦に向けて意気込みをお願いします

 残りの9試合の内、立教戦を1勝1敗で終わるのは大事ですし、絶対に負けられないです。何としてもチーム一丸となって初回から立教を追いつめられるように、先制点にこだわってやっていきたいと思います。