マンチェスター・ユナイテッド復帰初戦からいきなりの千両役者ぶりを発揮したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドだが…

マンチェスター・ユナイテッド復帰初戦からいきなりの千両役者ぶりを発揮したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドだが、自らの第2章開演を前に痺れる演説でチームを鼓舞したようだ。

今夏に3年間を過ごしたユベントスを離れ、12年ぶりのユナイテッド復帰を決意したC・ロナウド。7日の合流から間もなくして、11日に本拠地で行われたプレミアリーグ第4節のニューカッスル・ユナイテッド戦でセンターフォワードとしてさっそく先発入りすると、2ゴールの活躍で4-1の快勝に貢献した。

世界中から熱い眼差しが注がれる状況にも動じることなく、長らくフットボール界のトップを走ってきた選手としての貫禄も見せつける形でさすがの活躍を披露したC・ロナウドだが、イギリス『サン』が情報筋の証言として報じたところによれば、その試合前夜のスピーチでもチームを刺激したという。

「僕がマンチェスター・ユナイテッドに戻ってきたのには2つの理由がある。ひとつ目はこのクラブへの愛。ふたつ目はこのクラブに流れる勝者のメンタリティが好きだからだ」

「僕はチアリーダーになるために戻ってきたわけじゃない。成功したいのなら、心の底からこのクラブを愛してほしい。食事をして、睡眠を取り、戦うんだ」

「プレーしようが、しまいが、チームメイトをサポートし、常にクラブのために100%の力を注ぐべきだ。僕がここにいるのは勝つためであって、それ以外に何もない」

「勝利が僕らに幸せを運ぶ。僕は幸せになりたいし、君たちもそうだろ? 君たちは誰もが素晴らしい選手たちであり、僕はそう信じている。じゃなければ、僕はここに戻ってこなかった」

「自分がベストを尽くせば、ファンはサポートしてくれる。僕は勝者のメンタリティを築き上げたいだけだ。勝者のメンタリティを残したい」

「いつか自分が引退したときに、このチームの選手たちが昔の僕らのように、フットボールを支配できるようにね」

「僕はチームのためにベストを尽くすが、みんなのサポートも必要。戦う準備はできているか? ピッチにすべてを置いてくる覚悟はできているか?」

そのスピーチは力強く、個々の気持ちを高ぶらせるもので、場にいた選手やコーチングスタッフ全員を含むチーム関係者が黙って耳を傾け、聞き終わると、拍手が起こったという。

2016-17シーズンのヨーロッパリーグ(EL)優勝を最後にタイトルから遠ざかり、国内リーグ戦に限れば、2012-13シーズンまで遡るユナイテッド。今季のリーグ戦で3勝1分け無敗と上々のスタートを切ったなか、14日には敵地で行われるグループF第1節のヤング・ボーイズ戦からチャンピオンズリーグ(CL)の戦いも始まる。