明治安田J1リーグ 第28節 セレッソ大阪vs北海道コンサドーレ札幌 2021年9月11日 18:04キックオフ やろう…

明治安田J1リーグ 第28節 セレッソ大阪vs北海道コンサドーレ札幌 2021年9月11日 18:04キックオフ

 やろうとしていることは、たしかにチームに足りないことだった。

 大久保嘉人が「負けるときは今日みたいな試合。自信なさげに最初からサイドに行ってしまう」と評したように、プレスを避けようと外へ外へとボールが動いていくことでますます怖さが無い悪循環にはまってしまったが、乾は中盤で外から中へ進んでいこうとするドリブルを増やしていった。

 それでもダメならば自らが中央でプレーに関与し、それもダメならば片側のサイドに集中して押し切りを図る。やろうとしていることは間違っていないはずなのに、どうしても上手くいかなかった。

 そこには些細なズレがあった。たとえば、内側に入ったところで丸橋祐介と縦の関係を作ることに成功したと思いきや、乾が出したパスが少し強すぎた。カウンターのチャンスだと思って一気に最前線を走ったら。自陣でチームメイトが倒れてプレーが止まった。スローインの場面で素早くリスタートしようと思ったら、準備ができていなくて結局譲ることになった。

■こういう日もある

 これらは欧州とJのズレでもある。パスの強さや鋭さはもちろん、チャンスには同じようなファウルでも簡単に倒れないでやりきろうとすること、そして、スローワーであるサイドバックの到着を待つことがデフォルトなのではなく、最寄りの選手がすぐにスローインを入れて流れを止めないようにすることが当たり前の光景としてあるということ。

 やろうとしていることは間違っていないはずなのに、ことごとく上手くいかない日というのはある。そういう日だった、と無理矢理納得するしかない日はある。

 それでも、リカバリー不可能ということは滅多にない。宣言は、シートを見るという落としどころがあった。あの時は1人きりだったが、試合でのズレはチームメイトと共に落としどころを探ることができる。

「練習では、今のスタメン組とはほぼやっていなかったので、繰り返しやっていくしかない。守備も攻撃も、みんなで話し合って合わせていきたい」(乾)

 程よいところがすぐ見つかるだろう。

■試合結果

セレッソ大阪 0-2 北海道コンサドーレ札幌

■得点

73分 ドウグラス・オリヴェイラ(札幌)

75分 青木亮太(札幌)

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