女子ゴルフ・日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯 女子ゴルフ国内ツアーのメジャー大会、日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯の最終(R)が12日、茨城・静ヒルズCC(6680ヤード、パー72)で行われた。21位タイでスタートした渋野日…

女子ゴルフ・日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯

 女子ゴルフ国内ツアーのメジャー大会、日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯の最終(R)が12日、茨城・静ヒルズCC(6680ヤード、パー72)で行われた。21位タイでスタートした渋野日向子(サントリー)は3バーディー、3ボギーの72。通算3アンダーの25位で大会を終えた。

 会見場に入った渋野は普段通りに明るく話していたが、17、18番の状況を説明するうちに本音を漏らした。

「無茶苦茶、悔しいです。17番で短いパットを外して、プチンときてしまい、気持ちを切り替えるのに時間がかかって、18番もやってしまいました。『ズン』という感じでした」

 ショットは好調で11番までに3つスコアを伸ばした。しかし、その後は3ボギーと伸ばせず。17、18番は連続でボギーを叩いた。前夜は「食べ損ていた」という納豆を食べたものの、粘りのゴルフを貫けなかった。

「本当に連続ボギーだけはしたくなくて耐えていたのに、最後の最後にやってしまいました。ショットは良かったのに、パットで台無しにしてしまいました」

 それでも、渋野らしくプラス思考を働かせた。「ティーショットは完璧に近いし、これから(国内で)連戦になるので、感覚も戻ってくるかもしれません」。次戦は2年前に優勝を飾ったコースで開催される住友生命Vitalityレディス東海クラシックで、「今の状態でどれだけやれるか楽しみです」と前を向いた。(THE ANSWER編集部)