第89回選抜高校野球大会は27日、2回戦で早実(東京)が東海大福岡(福岡)と対戦。今秋ドラフト1位候補の清宮幸太郎内野手(3年)が、6回1死から“お見合い”三塁打を放った。■滞空時間の長い打球を中堅手、右翼手がお見合い、三塁まで激走 第89…

第89回選抜高校野球大会は27日、2回戦で早実(東京)が東海大福岡(福岡)と対戦。今秋ドラフト1位候補の清宮幸太郎内野手(3年)が、6回1死から“お見合い”三塁打を放った。

■滞空時間の長い打球を中堅手、右翼手がお見合い、三塁まで激走

 第89回選抜高校野球大会は27日、2回戦で早実(東京)が東海大福岡(福岡)と対戦。今秋ドラフト1位候補の清宮幸太郎内野手(3年)が、6回1死から“お見合い”三塁打を放った。

 三飛、一ゴロで迎えた第3打席。1-4とリードを許した場面で、東海大福岡の右腕・安田のストレートを捉えると、滞空時間の長い打球が高々と舞い上がった。これを中堅手と右翼手がまさかのお見合い。この間に一気に三塁を陥れ、記録は三塁打となった。清宮は1年夏の甲子園で2本塁打を含め、長打5本を記録しているが、三塁打は初となった。

 ここまでハイテンポで投げ込む相手右腕に苦しんでいたが、ラッキーな形で初安打を放った。しかし、後続が倒れ、得点にはならなかった。