バーティ、世界43位ロジャーズに今シーズン5度目の対戦で初黒星9月4日、USオ…
バーティ、世界43位ロジャーズに今シーズン5度目の対戦で初黒星
9月4日、USオープン女子シングルス3回戦が行われ、第1シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア/世界ランク1位)は、シェルビー・ロジャーズ(アメリカ/同43位)と対戦。2-6、6-1、6(5)-7のフルセットで敗れ、2年ぶりの4回戦進出を逃した。
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2年ぶりにUSオープンの舞台に帰ってきたバーティ。初戦のベラ・ズボナレワ(ロシア/同101位)、2回戦のクララ・タウソン(デンマーク/同78位)とストレートで勝利。3回戦の相手は、今シーズン4度対戦し全勝のロジャーズとなった。
この日の試合、第1セットを2-6で落としたバーティだったが、第2セットでは、持ち味のスライスを生かした多彩な攻撃パターンでロジャーズを圧倒。2-1の第4ゲームで初めてブレークに成功し、力強いガッツポーズを見せると、一気に5ゲームを連取してセットを奪い返した。
完全に息を吹き返したバーティは、安定したストロークでロジャーズを翻弄。ファイナルセット第1ゲームでブレークに成功すると、第7ゲームでもラブゲームでロジャーズのサービスゲームを破って、5-2に。2ブレークアップし、あとはバーティがサービスゲームをきっちり決めるだけだった。
だが、ここからロジャーズの反撃が始まる。バーティのサービング・フォー・ザ・マッチとなった第8ゲームで、ロジャーズが粘って1ブレークすると、会場のファンは縦横無尽にコートを駆け、ボールを追いかけるロジャーズを後押し。第10ゲームでもバーティは、サービスゲームを破られ、2ブレークのリードがなくなってしまう。
その後、タイブレークまでもつれたが、勢いはロジャーズにあった。5-5でバーティのフォアハンドにミスが出てしまい、ロジャーズがミニブレーク。最後は、バックハンドのリターンがサイドアウトし、バーティは3回戦敗退。前日には、第3シードの大坂なおみ(日清食品/同3位)も敗れており、大会6日目にして優勝候補の2人が大会から姿を消すこととなった。
試合後、バーティは「5-4のゲームでは長いポイントがあって、シェルビーはとてもいいプレーをした。30-30でのフォアハンドのロブには脱帽ね。今夜は負けを受け入れてもいいと思うことがいくつかあるし、がっかりしたこともある。最後は私のタンクにエネルギーがなかった。今夜はできる限りのことをしたけど、それでは足りなかったと思って、よく眠ることができる」とコメントした。
試合終了には笑みを浮かべて、ロジャーズと抱擁を交わしたバーティ。「ツアーの中には、結果がどうであれ、心から握手し笑顔に、そして尊敬できる人がいる。私にとって、シェルビーはそのような存在。今夜のシェルビーは、闘志にあふれ、楽しんでいるように見えた。重要なことは楽しんでプレーすることで、結果がどうであれ、私たちの関係が変わることはないし、コートの中でも外でも一流の人と一緒にいる時は特別なこと。テニスの世界では、勝者と敗者がいるから嫌だけど、負けても気にならないこともある。私にとってシェルビーはそのような人だと思う」と語り、殊勲の勝利を挙げたロジャースを称えた。
勝利したロジャーズは、4回戦で18歳のエマ・ラドゥカヌ(イギリス/同150位)と対戦。昨年に続いて、ベスト8入りを果たすことができるだろうか。
試合後に笑顔でハグを交わしたロジャーズ(写真右)とバーティ
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