■9月1日/Jリーグカップ準々決勝・第1戦 浦和レッズ―川崎フロンターレ(浦和駒場) 9月1日にJリーグカップ準々決勝の…

■9月1日/Jリーグカップ準々決勝・第1戦 浦和レッズ川崎フロンターレ(浦和駒場)

 9月1日にJリーグカップ準々決勝の第1戦が行われ、浦和レッズと川崎フロンターレの試合は、浦和の“聖地”と呼ばれる浦和駒場スタジアムで行われた。

 前半35分、FW江坂任とFW小泉佳穂の連携からボールを奪い、最後はMF関根貴大が押し込んで浦和が先制した。試合はこのまま浦和がリードを保ったまま、1-0で折り返した。

 後半は立ち上がりから一気に川崎が攻勢へ出る。浦和は何度もピンチを迎えるが、東京オリンピック日本代表の19歳のGK鈴木彩艶が好セーブで存在感を見せるなど、前半にも増して守備に集中を置い

た。

 しかし、後半23分頃、主審が耳に手を当てる仕草を見せ、VARのチェックを待つことになる。このVARのチェックは4分29秒にわたり、後半27分頃まで行われた。ベンチのスタッフやスタンドのサポーターも何が起きたのか分からないという様子で、スタジアムに動揺が広がる。

 オンフィールドレビューの結果、直前の場面でMF柴戸海が川崎のMF脇坂泰斗の足に接触したとして、これがファウルの判定となり、川崎にPKが与えられた。後半28分、FW家長昭博がこれを決めて、川崎が同点に追いついた。試合終了間際には、浦和はセットプレーから追加点のチャンスが続くが、決め切ることができない。結局、試合は1-1のまま終了した。

■痛恨ドローも…浦和は“エース”を温存

 浦和のリカルド・ロドリゲス監督は、試合後の会見で「全体的に見たらすごく良い試合で、攻撃と守備どちらも良くできた。追加点を取るチャンスもあったので、そこでいかに決め切るかというところ。PKを与えてしまった悔しさはあるけれど、個人個人のパフォーマンスとチーム全体のパフォーマンスはすごく良いものが出ていたので、全体的には満足しています」と、試合を評した。今節でアウェーゴールを与えてしまったため、次戦の川崎ホームでの試合時は得点が必要になるが、「今日できたことをさらに良くして、ゴールを奪い、しっかり勝ち切って次(のステージ)に進めれば」と、次戦への自信もにじませた。

 浦和には第2戦に向けて優位な面もある。川崎が今節でDFジェジエウとDF車屋紳太郎が負傷交代になったのに対し、浦和は“絶対的エース”のFWキャスパー・ユンカーを温存した。ユンカーはこの日、スタンドでチームメイトとともに戦況を見守った。王者の川崎とユンカーが対峙したことはまだない。ユンカーはピッチを指差しながら、真剣な表情で仲間と会話をしていた。自身が出場した際のプレーを思い描いていたのだろうか。

 第2戦は9月5日に川崎のホームで行われる。準決勝へ駒を進めるためには、次戦でのアウェーゴールが必要不可欠だ。

■試合結果

浦和レッズ 1―1 川崎フロンターレ

■得点

35分 関根貴大(浦和レッズ)

73分 家長昭博(川崎フロンターレ)

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