サマー2000シリーズ第4戦。シリーズ優勝の行方を占う意味でも重要な1戦だが、このレースをステップに秋のGI戦線へと…
サマー2000シリーズ第4戦。シリーズ優勝の行方を占う意味でも重要な1戦だが、このレースをステップに秋のGI戦線へと挑む馬も少なくない。
4コーナー引き込み線からのスタートで、1周1641mの馬場を1周と少々。最後の直線部分は266mとやや短めだが、コーナー角度が緩く機動力に優れた馬ならば実力をいかんなく発揮できるコースだ。定量戦だけに実力馬有利のレースであるが、過去10年で1番人気馬は1勝2着4回3着3回。1-3番人気馬は6勝2着4回3着5回。本番を見据えた仕上げで挑む馬も多いということか。
◎ソダシは昨年の最優秀2歳牝馬。そして桜花賞をレコードタイムで制した馬。定量戦だけに52キロで出走できるのは有利だ。オークスは距離の壁に泣いたような格好だが、阪神ジュベナイルフィリーズが前半3ハロンが34.9秒で半マイルは46.8秒。桜花賞はもっと速く前半34.1秒で半マイル通過は45.2秒。
このペースを楽に先行してきただけに35.4秒⇒47.7秒のオークスでは折り合うことができなかった。今回は、どうしても逃げたい馬こそいないが、先行馬が顔をそろえており、極端なスローペースにはなりにくいだろう組み合わせ。瞬発力勝負にはしたくないソダシにとってはレースがしやすい流れになりそうだ。
〇ブラストワンピースは18年の有馬記念優勝馬。一昨年はこのレースを勝って、凱旋門賞へと駒を進めている。近走は結果を出せていないが、馬場状態に恵まれなかったり、逆に時計が速すぎたり、あるいは思うような位置でレースができなかったりとそれぞれに敗因を求めることができる。前走の鳴尾記念は、逃げ、先行馬有利な流れの中でメンバー最速の末脚を繰り出して3着。相性の良いコースで久しぶりに「らしさ」を見せてほしい。
▲ラヴズオンリーユーはデビューから不敗の4連勝でオークスを制した実力馬だ。今年は京都記念を勝ったあと、ドバイシーマクラシックで微差3着、香港のクリーンエリザベス2世Cを勝って2つめのGIタイトルを手中にした。秋に海外遠征を控えていることと、たっぷり時間を置いたとはいえ、やはり海外帰りの初戦。やや評価を下げたが、勝って不思議ない実力馬だ。
△バイオスパークは昨年秋の福島記念優勝馬。前走の函館記念は15番枠から先行し、最後まで食い下がったが、上位2頭とは斤量差もあった。うまく立ち回ることができれば上位を脅かせるか。少し間隔が空いたが先行力があって堅実な競馬を繰り返している△ステイフーリッシュ、昨年2着△ペルシアンナイトまで押さえておきたい。