エンゼルスの大谷翔平投手(27)は19日(日本時間20日)、敵地で行われたタイガース戦に「1番・DH」で先発出場。投打…
エンゼルスの大谷翔平投手(27)は19日(日本時間20日)、敵地で行われたタイガース戦に「1番・DH」で先発出場。投打同時出場で8勝目を挙げてから、約半日後のゲームで4試合ぶりとなるマルチ安打&4出塁をマークし、この日は3打数2安打1打点2四球と、改めて「超人ぶり」を印象付けた。
登板翌日の疲れをまったく感じさせなかった。前日は8回90球を投げ降板。完投も可能な球数だったが、マドン監督は「翔平があまりに疲れてみえたから」とコメント。さすがに、40号本塁打を放ち、投げても8回8奪三振と力投した試合とあって、疲労度を考慮し、継投策を取ったことを明かした。
しかし、しかしだ。この日行われたタイガース戦。わずか12時間後のゲームにリードオフマンとして登場した大谷は初回の第1打席からマン振りのフルスイングを見せる。この打席は右飛としたが、第2打席は右翼線へクリーンヒットを放つと、第3打席も投手へのボテボテの当たりを全力疾走で内野安打をマーク。登板翌日の試合はここまで7ホーマーを放っている大谷。「登板翌日は打撃の調子がいい」ジンクスはこの日も健在だった。
さらに11-10と逆転した8回一死三塁では中犠飛で追加点をマークし、チームを助ける。これで今季88打点とし、打点王争いではトップを走る89打点のホワイトソックス・アブレイユ、レッドソックス・デバースに1点差の3位とした。両リーグ最多40本塁打をマークしている大谷の打撃2冠王も見えてきた。ゲームは13‐10でエンゼルスが勝ち、3連勝となった。
前日の試合では40号ホームランを放ち、8回6安打8奪三振1失点。SNS上では「漫画みたい!」「スーパーマンだ!」と称賛の声が絶えない。MLB公式ホームページも18日(同19日)、大谷が8勝目を挙げたタイガース戦を「The greatest Sho on earth」(地球上で最高のショー)と動画付きで詳報するなど、全米を巻き込んでの大フィーバーが続いている。
前人未踏の活躍を着々と続ける大谷には「サイ・ヤング賞もいける?」という声も挙がり始めた。
投げてはMLBでキャリアハイとなる8勝を挙げ、打っては1982年にレジー・ジャクソンが作った左打者の球団本塁打記録を更新と前人未踏の記録を着々と積み上げている。
グレイテストショー(SHO)の活躍からますます、目が離せなくなってきた。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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