【栗山求(血統評論家)=コラム『今日から使える簡単血統塾』】◆今週の血統Tips 欧米では夏季に多くのビッグレースが組…
【栗山求(血統評論家)=コラム『今日から使える簡単血統塾』】
◆今週の血統Tips
欧米では夏季に多くのビッグレースが組まれていますが、日本の夏競馬はローカルに舞台を移して行われるため、一流馬はお休みに入り、春と秋に大レースが集中しています。7、8月に組まれたJRAの平地重賞17レースのうち、GIはひとつもありません。GIIは札幌記念のみで、残りの16レースはGIIIです。
夏競馬を代表するビッグレースである札幌記念は、毎年ハイレベルなメンバー構成で行われ、今年はラヴズオンリーユー、ソダシ、ブラストワンピースといった強豪が集まりました。GIと遜色ない顔ぶれです。出走馬のレベルが高い定量戦は基本的に荒れづらいのですが、1番人気馬がなぜか9連敗中です。札幌コースに強いディープインパクト産駒が5頭連対していますが、注目すべきはハービンジャー。ここ2年の連対馬4頭のうち3頭が同産駒です。今年はブラストワンピースとペルシアンナイトが登録しているので要注目です。
◆今週の血統注目馬は?
・8/22 薩摩S(3勝クラス・小倉・ダ1700m)
小倉ダ1700mと相性のいい種牡馬はスマートファルコン。連対率30.9%と素晴らしい成績を挙げています。2011年以降、当コースで産駒が20走以上した134頭の種牡馬のなかで第1位。当レースにはワンダーウマスが登録しています。当コースでは過去一度だけ走り、13番人気で3着と好走しています。近走は冴えませんが、一発大穴の魅力は十分です。
(文=栗山求)