日本代表のFLツイ ヘンドリックが所属するレッズ(オーストラリア)は18日、ジョハネスバーグ(南アフリカ)で昨季スーパーラグビー準優勝のライオンズと対戦し、14-44で敗れた。 ツイは2試合連続で先発フル出場。チームは後半早々にWTBエト…

 日本代表のFLツイ ヘンドリックが所属するレッズ(オーストラリア)は18日、ジョハネスバーグ(南アフリカ)で昨季スーパーラグビー準優勝のライオンズと対戦し、14-44で敗れた。
 ツイは2試合連続で先発フル出場。チームは後半早々にWTBエトー・ナンブリがシンビンとなり、その1分後にはSOクウエィド・クーパーが危険なタックルでレッドカードを提示され退場するなど規律が悪く、3連敗を喫した(1勝3敗)。
 悲願の初優勝を目指すライオンズはスクラムで圧倒するなど主導権を握り、WTBコーナル・スコーサンの4トライを含む計7トライでボーナスポイントも獲得している。
 ライオンズは前週のアルゼンチン遠征でジャガーズに黒星をつけられたが、連敗はせず、3勝1敗(勝点14)となった。

 日本チームのサンウルブズも入っている南アフリカグループでは、3連勝したあと休みだったストーマーズを抜いて、ジャガーズが首位に浮上している。スコッドのほとんどがアルゼンチン代表キャップ保持者であるジャガーズは、地元のブエノスアイレスで18日におこなわれたチーターズ戦に41-14で快勝。3勝1敗(勝点14)となって得失点差でライオンズを上回った。

 サンウルブズ戦勝利に次ぐ今季2勝目を目指すキングズは、同じ南アチームのシャークスと対戦し、17-19で惜敗。前半にキックチャージと相手のパスの乱れから2トライを奪い、65分(後半25分)まで17-11とリードしていたが、その後、1トライ1PGを許して逆転。79分にSOライオネル・クロニエがハーフウェイのタッチライン近くからPGを狙ったが外れ、番狂わせとはならなかった。

<2017 スーパーラグビー 第4節 結果>

◯クルセイダーズ 33-24 ブルーズ●
●レベルズ 14-27 チーフス◯
◯ブルズ 34-21 サンウルブズ●
◯ハリケーンズ 41-15 ハイランダーズ●
●ワラターズ 12-28 ブランビーズ◯
◯ライオンズ 44-14 レッズ●
◯シャークス 19-17 キングズ●
◯ジャガーズ 41-14 チーターズ●