「ATP500 ワシントンDC」(アメリカ・ワシントンDC/8月2日~8月8日/ハードコート)に出場中の世界ランキング6…
「ATP500 ワシントンDC」(アメリカ・ワシントンDC/8月2日~8月8日/ハードコート)に出場中の世界ランキング67位の錦織圭(日本/日清食品)が3回戦に勝利し、準々決勝へ進出した。【ドロー表】錦織、シナーら出場!「ATP500 ワシントンDC」【スーパープレー動画】錦織の美しすぎるジャンピング バックハンド ボレー【インタビュー動画】錦織圭/ATP500 ワシントンDC 2回戦後
2015年覇者である錦織は3回戦で第7シードのキャメロン・ノリー(イギリス)と対戦。2019年の「ウィンブルドン」で下して以来、2度目の顔合わせとなるノリーについて「最近強いですからね。バック(ハンド)がかなり変わっているので、そこをどう注意しながら戦うかですね。スピードこそないですけど、すごくしぶとい選手なので、自分から崩しに行かないと」と述べていた錦織が、3-6、6-3、6-3で勝利した。
ノリーに第1セットを先取されたが、錦織は第2セットで1回だけあったブレークチャンスを確実に決めてセットカウント1-1とする。第3セットは一転、互いにブレークし合う展開となったが、より安定感のあった錦織が徐々にリードを広げ、最後は相手のサービスゲームを2回続けて破った。錦織は今季ツアー3度目となるベスト8。
錦織は続く準々決勝で第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)と4月の「ATP500 バルセロナ」以来の再戦を果たすかと思われたが、その後に行われた試合でナダルを破った第14シードのロイド・ハリス(南アフリカ)と対戦することになった。
ハリスはナダルに6-4、1-6、6-4で勝利。ナダルは元世界8位ジャック・ソック(アメリカ)と対戦した前の試合中、以前から痛めていた左足が再び痛んだと話していたが、この日はその痛みは和らいでいたという。「昨日よりはいいプレーができたと思うけど、第3セットでチャンスがあった時、彼のサーブが強烈で生かせなかった。あと、最後のゲームではひどかったよ」
「全仏オープン」以来の大会出場となったナダルが本調子でなかったというのはあるが、錦織自身、ハリスとは3月の「ATP500 ドバイ」で対戦して1-6、6-3、3-6で敗れている。その大会でハリスはドミニク・ティーム(オーストリア)やデニス・シャポバロフ(カナダ)も破って準優勝しており、ナダルを苦しめた強烈なサーブやフォアハンドも含めて、錦織としては警戒が必要だろう。錦織自身も「今年のドバイでロイドに敗れているので、対戦相手として有難くはないですね」と述べている。
ワシントン大会では、ナダルに続いて第2シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)もワイルドカードのジェンソン・ブルックスビー(アメリカ)に敗れるなど波乱続き。ベスト8に勝ち残っている上位シード選手は第5シードのヤニク・シナー(イタリア)だけだ。
ダブルスでは、第4シードのマクラクラン勉(日本/イカイ)/レイブン・クラーセン(南アフリカ)ペアが、相手ペアの棄権により準決勝へ駒を進めている。
(テニスデイリー編集部)
※写真は「ATP500 ワシントンDC」での錦織圭
(Photo by Mitchell Layton/Getty Images)