ヤニク・シナー(イタリア)は、先週行われた「ATP250 アトランタ」の…
ヤニク・シナー(イタリア)は、先週行われた「ATP250 アトランタ」の最初のハードルでつまずき、大会を去ることとなった。1回戦を免除されたシナーは、初戦となった2回戦でクリストファー・オコネル(オーストラリア)に6-7 (7)、4-6のストレートで敗れたのだ。【ドロー表】錦織、ナダル、シナーら出場!「ATP500 ワシントンDC」【関連記事】ムゼッティ、シナー 若きクレーコーターたちの躍進
この敗戦により、シナーはツアー4連敗となった。「全仏オープン」4回戦でラファエル・ナダル(スペイン)に敗れた後、「ATP500 ロンドン」と「ウィンブルドン」でいずれも1回戦敗退に終わっている。しかし試合後のインタビューでシナーは、前向きな見通しを維持しており、長い目で見ることに集中していると話した。オンラインメディアのSportskeedaが報じている。
「どうやって前向きさを保つかって?とても簡単だよ。僕は19歳で、今年20歳になる。多くの人はこのことを忘れているみたいだね。僕個人としては、今20歳で勝つかどうかはあまり問題じゃない。僕たちの目標は、23歳か24歳の時に素晴らしい選手になることだと思う。僕たちが今取り組んでいる過程は、長期的なものなんだ」
こう語ったシナーは、アメリカでのハードコートの大会では、少しはいい結果を出したいと思っているという。
「正直に言うと、今日の僕のサーブはそんなに悪くなかった。概していい練習ができていたと思っているよ。練習の時間を放棄したことは1度だってない。常に集中していたし、その結果が1つや2つの大会では見えないのは当然だ。連敗はあと2、3試合で終わるだろうし、ここアメリカで何度か勝てればいいね。そうすれば自信がついて、そこからは自分のテニスができるようになるだろう。自分の潜在能力の100%を発揮できるように」
シナーは「ATP250 アトランタ」ではライリー・オペルカ(アメリカ)とのペアでダブルスにも出場しており、そちらでは順調な勝ち上がりを見せた。決勝まで進むと、スティーブ・ジョンソン(アメリカ)/ジョーダン・トンプソン(オーストラリア)ペアをフルセットで下し、ダブルスで初優勝を果たしたのだ。大会後、シナーはアメリカの首都ワシントンDCへと移動し、今週は「ATP500 ワシントンDC」に出場する。
アトランタでのシングルス初戦敗退を受けて、シナーは自身の可能性を最大化したいと考えていることを強調した。19歳のシナーは、現在の努力は今後2~3年の間に報われると信じている。
「僕はたくさんテニスをプレーして、テニスを楽しんでいる。自分が23歳くらいになった時にできる限りいい位置にいられるように、肉体的にも精神的にも努力している。いつになるかはわからないけどね。23歳の時かもしれないし、22歳の時かもしれない。もしかしたら来週にもそうなるのかもしれないし、誰にもわからないよ」
「僕はただ全ての旅を楽しもうとしているんだ。まだ始まったばかりだけど、これからもいいテニスを見せられたらいいね」
(テニスデイリー編集部)
※写真は「ATP250 メルボルン1」でのシナー
(Photo by Matt King/Getty Images)