錦織圭、世界68位のクエリーにストレート勝利も「ボールの感覚はまだまだ」8月2…
錦織圭、世界68位のクエリーにストレート勝利も「ボールの感覚はまだまだ」
8月2日、「シティ・オープン」(アメリカ・ワシントンD.C./ATP500)、錦織圭(日清食品/世界ランク67位)は1回戦で、サム・クエリー(アメリカ/同68位)と対戦。6-4、6-3のストレートで下し、東京オリンピック後の初戦を勝利で飾った。
【動画】錦織圭、西岡良仁の「シティ・オープン」1回戦ハイライト
東京オリンピックテニス競技でシングルス、ダブルスともにベスト8入りした錦織は、7月29日に行われたシングルス準々決勝からわずか4日で今大会に出場。USオープンに向けた北米シリーズをスタートさせた。
第1セット、錦織はクエリーのサーブに食らいつき、プレッシャーをかけていくと、第9ゲームでブレークに成功し、6-4でセットを奪う。第2セットではクエリーに追い上げられたものの、2-3の第6ゲームで5度のブレークポイントをセーブすると、そこから4ゲームを連取。2回戦に駒を進めた。
「2セットでいい形で勝てた。危ない場面も2セット目はあったが、切り抜けてから流れも来た」と振り返った錦織だが、東京オリンピックでの連戦の疲れが残っており、「今日(試合を)入れられるのかというのはあった。練習も昨日しかできていないので、ボールの感覚はまだまだ」とコメント。
それでも、「日本で久しぶりに良い感覚を手に入れた。この良い感覚をなくさないようにしたい」と、USオープンまでの北米シリーズで勝ち星を積み上げていきたいとした。
2回戦では、第9シードのアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン/同39位)と対戦する。
以下、会見での錦織の一問一答である。
Q.東京オリンピックから中3日という短い間隔での試合でした。今のコンディションや試合の内容はどのように感じましたか?
「正直、疲れはまだありますね。意外とできたなという感じはありますけど、今日(試合を)入れられるのかというところもありました。けれど、1試合目ですし、練習も昨日しかやっていないので、ボールの感覚がまだまだなところはありましたけど、だいぶコンディションも日本とは違う。その中でもプレーの内容的には、こうやって2セットでいい形で勝てたというのは、良い流れは続いているのかなと感じましたね。試合の中でも1セットに1ゲーム(第2セットは2ブレーク)、いいリターンゲームでブレークできたことは大きかったです。危ない場面も2セット目はありましたけど、あれを切り抜けてからは流れも来た。危なかったですけど、ファイナルセットに行っていた可能性もあったので。でも、流れ的にはいい感じなのかなと思いました」
Q.第2セットに入ってからクエリーの変化はどのように感じていましたか?
「彼が打ってき始めたのか、最初の方はミスもあって、クエリーのテニス自体がああいう感じなので、いい球も来ますけどミスしてくれるところもある。それがあのゲーム(第2セット第6ゲーム)はかなり入ってきていたので、危ないと感じましたね」
Q.マイケル・チャンコーチと会う機会がなかったと思いますが、どれくらいぶりでしたか? またどのようなアドバイスがありましたか?
「一回フロリダに来てくれたので、5月か6月以来ですね。でも、ほぼ毎試合の前後で話していますし、あんまり久しぶりって感じはしなかったです。特にこれというものはないですけど、彼も一昨日来て、昨日初めて一緒に練習したので、試合前に何かを変えるということは絶対しない。この後、しっかり話して次に向けてという感じですね」
Q.USオープンまであと1ヵ月もない中、今大会と2つのマスターズがありますが、どのような北米シリーズを過ごしていきたいですか?
「やっぱりポイントは稼ぎたいですね。こういう良い試合を重ねるということが、今は一番大事かなと思うので、勝ちの量は増やしていきたいですね。日本で久しぶりにいい感覚を手に入れて、このいい感覚をなくさないようにはしたいなと思う。今日みたいにしっかり2セットで勝てたというところは大きいと思います」
Q.そういう意味では、東京オリンピックは大きかった大会でしたか?
「タイミングがあの時だったのかわからないですけど、やっとテニスを取り戻したような感じはあったので、2年ぶりぐらいに。あの感覚を忘れずにやりたいなと思います」