3ランホームランを放ちナインに迎えられるC・コレア(写真提供=Getty Images)「2017 WORLD BASEBALL CLASSIC™」(以下WBC)1次ラウンドプールDは、現地時間3月12日に第4日目を迎え、前回準優勝で開幕2…

3ランホームランを放ちナインに迎えられるC・コレア(写真提供=Getty Images)

「2017 WORLD BASEBALL CLASSIC™」(以下WBC)1次ラウンドプールDは、現地時間3月12日に第4日目を迎え、前回準優勝で開幕2連勝のプエルトリコとイタリアの試合が行なわれた。

先制したのは今大会、打線が活発なイタリアだった。1回表、無死一塁から2番・アンドレオリ(アイオワ・カブス)が初球の甘いボールを叩くと、打球はバックスクリーンに飛び込む2ランホームランに。前回準優勝のプエルトリコから先制点を奪う。
プエルトリコも1回裏に1番のA・パガン(ジャイアンツ)の二塁打からチャンスメイクをし、2アウト一、三塁から5番J.バエス(カブス)が、レフト前タイムリーを放ち1点を返す。1点を返されたイタリアは、2回表、8番ビュテラの(ロイヤルズ)のソロホームランでプエルトリコを突き放しに掛かる。

しかし、地力に勝るプエルトリコは、すぐさま逆転。2回裏、無死一、二塁から9番のK.ヘルナンデス(ドジャース)の左前適時打で1点を返すと、さらに無死一、三塁から併殺の間に同点に追いつく。さらに、3回裏、無死一塁から4番のベルトラン(レンジャーズ)が左翼線に二塁打を放つと、一塁走者のコレア(アストロズ)が一気に生還し、勝ち越しに成功。続く4回裏には、無死一・二塁から、2015年ア・リーグ新人王で2年連続20本塁打3番・コレアが3ランホームランを放ち、大きくイタリアを突き放す展開となった。このまま、試合を優位に進めたプエルトリコが、9対3でイタリアに勝利し、プールDを全勝で突破した。

1位通過を決めたプエルトリコの2次ラウンド初戦プールFは、現地時間3月14日に行われる、1次ラウンドプールC1位のドミニカ共和国と対戦。2次ラウド初戦が、前回大会決勝のカードとなる。