ホームランを放ったC・コレア(ヒューストン・アストロズ)写真提供=Getty Images現地時間3月10日(金)に「2017 WORLD BASEBALL CLASSIC™」1次リーグプールDのプエルトリコ対ベネズエラ戦がエスタディオ・チ…

ホームランを放ったC・コレア(ヒューストン・アストロズ)
写真提供=Getty Images

現地時間3月10日(金)に「2017 WORLD BASEBALL CLASSIC™」1次リーグプールDのプエルトリコ対ベネズエラ戦がエスタディオ・チャロス(メキシコ)で行われ、強豪国同士の対決となったこの試合を、前回準優勝のプエルトリコが7回コールド勝ちを収めた。

両チームスタメンには、豪華メンバーがそろったこの試合。
 先攻のベネズエラ打線は、1番がメジャーで3年連続200安打以上を記録するH・アルテューべ(ヒューストン・アストロズ)、3番には2012年にメジャーリーグで45年ぶりの打撃三冠王に輝いたM・カブレラ(デトロイト・タイガース)、4番にはメジャーを代表する5ツールプレーヤーC・ゴンザレス(コロラド・ロッキーズ)、5番にはメジャー14年で通算打率が3割を超えるV・マルティネスなど強力なラインナップを形成した。

 一方、後攻のプエルトリコも、2番に昨年、遊撃手でゴールドグラブ賞を受賞し、2年連続3割を記録したF・リンドア(クリーブランド・インディアンズ)、3番に2015年ア・リーグ新人王で2年連続20本塁打を記録するC・コレア(ヒューストン・アストロズ)、4番にはメジャー19年で通算2617安打421本塁打を記録するC・ベルトラン(テキサス・レンジャーズ)、5番に2008年から8年連続ゴールドグラブ賞の強肩捕手、Y・モリーナ(セントルイス・カージナルス)など新旧のプエルトリコのスター選手が入り混じる豪華布陣となった。

 試合が動いたのは3回裏。プエルトリコが8番T・リベラ(ニューヨーク・メッツ)の犠牲フライで先制すると、ベルトラン(テキサス・レンジャーズ)の押し出し四球で2点を先制した。
 6回裏にもプエルトリコは、C・コレア(ヒューストン・アストロズ)のソロホームラン、Y・モリーナ(セントルイス・カージナルス)の2ランホームランで3点を追加。
 7回裏にも、C・ベルトラン(テキサス・レンジャーズ)のタイムリーを口火に一気に6点を入れ、コールド勝ちを決めた。

プエルトリコ先発のJ・ルーゴ(ニューヨーク・メッツ)は、強力ベネズエラ打線を6回途中まで、1安打無失点で抑える好投を見せ、プエルトリコの11対6(7回コールド勝ち)に大きく貢献した。