新体制を築いたレアル・マドリーだが、スペイン代表MFイスコ(29)の状況は変わっていないようだ。スペイン『アス』が報じた…

新体制を築いたレアル・マドリーだが、スペイン代表MFイスコ(29)の状況は変わっていないようだ。スペイン『アス』が報じた。

2013年夏にマラガからレアル・マドリーの門を叩いて、早7シーズンを過ごすイスコ。昨季も公式戦29試合に出場したが、蓋を開けると、10試合の先発にとどまり、ゴール関与数も無得点2アシストと寂しい数字に終わった。

そうしたなか、レアル・マドリーは新シーズンからカルロ・アンチェロッティ監督が復帰。全選手にも横一線でポジションを争う流れが生まれたが、イスコは厳しい財政事情に陥るクラブの売却対象であり続けているという。

イスコの契約はマンチェスター・ユナイテッド行きが取り沙汰されるフランス代表DFラファエル・ヴァランと同じく2022年夏まで。苦しい財政事情に陥るレアル・マドリーは現時点でイスコと新契約を結ぶ考えもないようだ。

渦中のイスコも移籍に前向きで、今夏マーケットの最終日までそのスタンスを維持する意向。だが、まだやれるというところを証明すべく、シェイプアップした姿でプレシーズンに合流するなど、士気も高まっている模様だ。

キャリア最後の大型契約を探るともに、次のカタール・ワールドカップ(W杯)に出るという目標を掲げてもいるというイスコ。現在の市場価値は1800万ユーロ(約23億4000万円)まで下落しているといわれる。

今の仕事に集中しつつ、経済的にも、スポーツ的にも期待通りのオファーが届けば、応じる姿勢だというイスコだが、どのような形で新シーズンを迎えることになるだろうか。